よくある質問


UNESCOについて
UNESCOに関する問合せ全般についてはどこにすればよいですか?

日本の窓口である、日本ユネスコ国内委員会(文部科学省内)へお問合せください。

UNESCOはいつ、どのようにしてつくられたのですか?

UNESCOは1946年11月4日、国際連合の専門機関として誕生しました。UNESCOの前身は1922年に国際連盟の下に設立された国際知的協力委員会にみることができます。しかし、UNESCO創設の最大のきっかけは第二次世界大戦でした。
1942年、ヨーロッパ各国の文部大臣はイギリス外務省の呼びかけで、連合国教育大臣会議を開き、このロンドン会議が、UNESCOの生みの親になりました。
1945年11月1日、イギリスとフランスの政府は、UNESCO設立のための会議をロンドンに招集しました。憲章の審議にあたり、各国代表はこの年の8月に広島・長崎に核兵器が使われた悲劇を想い起こし、科学が平和のために生かされなければならないことを決意し、新しく生まれようとしている機関で、教育と文化に加えて科学も扱うことを決めました。こうして同年11月16日、UNESCO憲章が採択されました。
翌1946年11月4日、20カ国がUNESCO憲章を批准した時点で憲章は効力を発し、UNESCOがスタートしました。

日本はいつUNESCOの加盟国になったのですか?

1951年7月2日、日本は第6回UNESCO総会(パリ)を経て、60番目の加盟国となりました。
講和条約を締結する前に国際機関のUNESCOに日本が加盟できた背景には、仙台に端を発した世界初の草の根のユネスコ運動に関係があります。
UNESCO憲章に感銘を受けた土居光知 東北大学教授(当時)、桑原武夫 東北大学助教授(当時)、上田康一 外務省東北終戦連絡事務局・連絡官(当時)などが仙台でユネスコ協力会を発足させたのは1947年7月19日。以来、各地にユネスコ協力会設立のうねりが起き、1947年11月には東京の日比谷公会堂で第1回ユネスコ運動全国大会が開催されました。民間から起こったUNESCO加盟運動は、政府、国会などにも波及し、政府・民間の協力による一大運動に盛り上がり、日本のUNESCO加盟への機運を高めていきました。

活動について
世界にも民間のユネスコ協会はありますか?

世界で最初の民間ユネスコ協会としてスタートした仙台に続いて、同じ年の1947年、米国・デンバーにユネスコ協会が誕生しています。ヨーロッパでは、1956年にフランスにユネスコクラブが誕生。ルクセンブルクやマルタでも青年によるユネスコクラブが生まれました。また1960年代にはアフリカ諸国やアジア、ラテンアメリカでもその数が増えていきました。
1974年7月、日本ユネスコ協会連盟が全面的に協力し、「アジア太平洋ユネスコ協会クラブ連盟(Asian-Pacific Federation of UNESCO Clubs and Associations:AFUCA/アジア連盟)」が誕生しました。また、1981年7月には、「世界ユネスコ協会クラブ・センター連盟(World Federation of UNESCO Clubs, Centers and Associations: WFUCA/世界連盟)」が創設されるに到りました。2006年3月現在、世界各地の民間ユネスコ協会やクラブの広がりは100カ国以上に約3600にも及びます。

日本での民間ユネスコ活動は、いつ、どのようにして生まれたのですか?

上田康一 外務省東北終戦連絡事務局連絡官(1911?1993)は、1946年11月、朝日新聞の片隅に「パリでユネスコ第1回総会」という小さな記事をみつけました。そして、1947年7月19日、「戦争は人の心の中で生まれるものであるから人の心の中に平和の砦を築かなければならない」という一文から始まるUNESCO憲章の理念に感銘を受けた人びとにより、土居光知 東北大学教授(1886?1979)、桑原武夫 東北大学助教授(1904?1988)や地元の有志と共に、世界で初めて草の根のユネスコ活動:ユネスコ協力会(後のユネスコ協会)が設立されたのです。
同じころ関西でもユネスコ協力会(後のユネスコ協会)運動が始められていました。これは、湯浅八郎 同志社大学教授(1890?1981)が呼びかけたもので、1947年9月、京都ユネスコ協力会が発足し各地に広がりをみせました。

日本のユネスコ協会はいくつあり、どのような活動をしているのですか?

2010年12月現在、全国には270のユネスコ協会があります。この中には市町村を活動の単位としたユネスコ協会や青年によるユネスコクラブ、そして都道府県を単位とするユネスコ連絡協議会が含まれています。
民間のユネスコ運動はUNESCO憲章の理念に賛同し、その理念を社会に広めるため、草の根の人びとが取り組んでいる平和運動で、その運動を支えているのは、ボランティア精神です。 会員一人ひとりがアイデアや会費を出し合い、地域の特色を生かした多彩な活動を展開しています。
日本ユネスコ協会連盟の活動の柱は、アジアを中心とした途上国におけるノンフォーマル教育の支援「ユネスコ・世界寺子屋運動」、世界遺産や身近なものを地球の宝物として未来に引き継ぐことを目的とした「世界遺産活動」、UNESCO憲章の理念を広めるために長年にわたり実施してきた「青少年育成活動」などがあります。

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