会報 SHORT-NEWS[2013年9月号#295 一覧]

2013年8月13日(火)-15日(木) 2泊3日

国立中央青少年交流の家 参加:7か国42名

今年も学びの夏が始まった。今回の夏のつどいのテーマは「世界を知る」。東夏のつどい2013.jpgのサムネイル画像日本大震災をきっかけに、日本という国に対して自分たちに何ができるかを2年間考えてきた。そして今年はより広い視野を持ち、平和な世界を作るにはどうすれば良いかを考えるために、このテーマが掲げられた。今回は例年に比べて参加国が少なく感じられたが、その分ひとつひとつの国について深く知ることが出来た。

初日の富士「樹空の森」で行われたアクティビティを始め、様々な活動を通して、国籍、性別、年齢を超えた新たな友情も生まれたことだろう。

2日目にはJICAの高田宏仁氏による「JICAの支援活動や地球環境、貧困」についての講義が行われ、先進国と途上国の間での意見の食い違いなど、普段の生活からは知ることのできない新しい世界の見方を学ぶことができ夏のつどい2013-2.jpgのサムネイル画像た。高田氏の「貧しい国や地域へは物資ではなくその物資を作るための技術での支援をすることが大切なのだ」という言葉が、安易な援助を考えがちな私には非常に印象的だった。

最終日に3日間のまとめとして『もし世界が100人の村だったら』という本を題材に言語や文化の異なる人々が、共に平和に暮らすにはどうすれば良いかを考えた。青年や大人夏のつどいバスケ.jpgのサムネイル画像だけでなく小学生なども意欲的に話し合いに参加し、「皆が畑で食べ物を育て、パーティをして仲良くなる」や「お互いによく話し合い、相手の文化を知る努力をする」といった個性豊かなアイディアが発表された。参加者それぞれが今回のつどいから「世界の平和とは何か」を考えることが出来たようである。運営にあたっては今回も多くの高校生・大学生を中心としたボランティアスタッフの協力を得た。夏の集いを今年も無事に終えられたことは、スタッフひとりひとりの力があってこそであった。今後もここで学んだことを多くの場面で生かせるように努力していきたい。また、中学生など、次に活動を担うより若い世代が新たな力を生み出せるよう援助していきたい。

青年会員 前田 明里

2013年8月20-22日 参加:12名

一ノ関から気仙沼港まで、山、川に囲まれた家々の美しい風景は、突然言葉気仙沼.jpgのサムネイル画像を失う光景に変わった。あの3月11日の被災の跡。落ちていた茶碗や布団は人々の生活の生々しさを物語っていた。気仙沼港から津波で流されてきた巨大な船を見て、人間が到底かなうものではない自然の脅威を肌で感じた。この船が解体されたら、後世にこの大震災をどう伝えていけばよいのだろう。

翌日は気仙沼市立小泉中学校にて、井上正康大阪市立大学医学部名誉教授の「体の中に埋まっている地球生命史の発掘」、前気仙沼市立鹿折小学校の小野寺徳茂校長先生の「あの日のこと」、大木聖子慶應大学環境情報学部准教授の「地球の声に耳をすませて」と題された講演に続いて、大木先生と井上先生、銭谷眞美東京国立博物館館長(元文部科学事務次官)3人による「次代を担う子どもたちへ?科学体験を、もっと」というテーマでパネルディスカッションが行われた。小野寺先生の3月11日に愛しい生徒たちを失った悲しみと人の命の大切さ、思いやりを願う講演は、全国の子どもたちに聴いて欲しい講演だった。最後は全員で「花は咲く」他2曲の大合唱で締めくくられた。

3日目はユネスコ世界遺産に登録された、「平泉の中尊寺・金色堂」を見学。復興までの道のりはまだまだ長いことを改めて感じた。そして、大災害は決して他人事ではなく、今自分にできること、すべきことを今一度考え、被災地の人々にもっと心を寄せていきたい。      

会員 原田 忍


理数水の生き物2.JPG2013年7月6日(土)
14:00-15:30  目黒区立緑ヶ丘小学校 主催:目黒区教育委員会 主管:NPO法人目黒ユネスコ協会

講師:古川 和氏 NPO法人体験型科学教育研究所 理事 

東工大サイエンステクノ

参加:小学生・保護者 34名

今回は夏休み前にふさわしいテーマだった。先生は3個のプラカップを見せた。1つには校庭のビオトープ池にいたメダカ、2つ目には透き通った水、3つ目は緑色の水が入れられていた。「この中に何かいますか?」生徒は、「小さな生き物がいる」と答える。透明なのは水道水だったが、緑色は何か小さなものがうごめいていると騒ぐ。

1mm以下の生き物とはどんなものだろうか?

そこで、先生からミッシ理数水の生き物1.JPGョン「メダカの餌、ミジンコをさがそう!」が与えられる。まず、茶漉しやネット、弁当用ソース入れなど用意された身近なもので採取道具を手作りする。池に向かい水を採取。教室に戻り顕微鏡を操作し見てみる。見本の顕微鏡でもミジンコ、緑虫、ボルボックスを皆で見る。「いたいた、ミジンコはカブトムシみたい!心臓がパクパクしている。」「緑虫は何千匹も!アニメの世界?」デジカメで顕微鏡内をうまく撮った保護者もおり、親子共々ミクロの世界を楽しんだ。

最後に、水の中の小さな生き物には、動物系と植物系があり、中間の緑虫(ユーグレナ)は人間に必要な栄養素すべてを持ち、世界の飢餓を救うとも言われていると学ぶ。子供達は複雑な表情で配られた緑虫クッキーを試食していた。

 広報 篠田啓子

 2013年7月21日(日) めぐろ区民キャンパス

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都立大学駅付近を流れていた呑川には、かつて清流が流れ、蛍が舞い飛んでいたそうです。 

ほたる祭りは都立大商店街連合会がそうした昔の呑川の情景を地域の子供たちに見せ「ふるさと」を感じてもらいたいとの想いで2003年に始まったイベントです。

晴れ上がった夏空に、公園ひろばの芝生の上では子どもやお母さんたちのフラダンスがリゾート気分を満喫させてくれました。その一角に、目黒ユ協青年会員等によるフィリピンのフェアトレード商品(ジュースパック、ペーパービーズ商品)販売の模擬店を出店。私も商品展示に参加して売り子体験し、久しぶりに学生たちとの懇談も楽しみました。

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大ホールでは、目黒ユ協コスモスの子供たち18名が浴衣姿で、宮下副会長の指揮のもと、ピアノ伴奏で「ドレミの歌」「地球はみんなのものなんだ」他を合唱。最後は震災復興支援ソング「花は咲く」で各自花一輪を携え熱唱し万雷の拍手を浴びました。

一方、大ホールホワイエでは、東工大サイエンステクノによる「工作遊び」のコーナーがあり、小学生のあふれる程の参加で、大学生もうれしい悲鳴。

メーンプログラム「ほたる観賞」(今回千匹)は、照明を落とした小ホール内に設置された水槽越しに点滅する蛍の光を人数制限で5分程観るもの。尚、ほたるの終演が近づいてもキャンパスの外は長蛇の親子連れの列が途切れず、ほたるの貢献度をつぶさに実感した次第です。

ほたるイベントの企画の段階から、当日のほたるの運搬、設営、場内外での誘導等に至るまで会員の多大なサポートがあったことを付記いたします。

広報山本一雄

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2013年7月20日(土)13:30  

中目黒住区センター

主催:認定NPO法人サポート 

後援:NPO法人目黒ユネスコ協会

参加:会員 一般 外国人など40名

講師:小林 一夫氏  おりがみ会館館長 

今回は海外からの留学生参加もあり、簡単、楽しい折り紙教室となった。館長の手からはスヌーピー・葉っぱのキラキラブローチ・着物・指輪などあらゆるものが形作られ、何が折りあがるかと、ワクワクドキドキの連続だった。

はじめに、ぱくぱくカエルを折った。出来上がると、幼児や小学生は勿論、大人もカエルの口をパクパク上下に動かして遊んだ。大口を開けたカエルの表情に思わず笑う。子供たちはカエルを持ち寄り「クワックワッ」と元気に合唱した。シニアも孫に自慢できると喜んでいた。

次に長方形の折り紙でカードケースを制作した。日本古来の模様が枠で、かなり質感のある紙の為、竹のへらで折り線をつけながら折り進んだ。折り方は簡単だが、仕上がりは工芸品級。豪華な一品に仕上がり男性が早速カードを入れていた。最近はこのカードケースの紙のように、高級な和紙が多種多様あるそうで、昔にはなかった折り紙の世界を体験した。

最後にサンタとロウソクを折った。5回折れば出来上がり幼児でも1人で簡単にできた。大人より、子供たちのサンタはそれぞれの個性がでた可愛い作品が完成した。母親と子供が楽しそうに折り紙をする様子を目にし、日本人が誰でも経験するこの美風を、海外の親子にも広めたいと思った。       

広報 木村 万里

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