会報 SHORT-NEWS[2014年3月号#299 一覧]

2014年1月25日(土)12:30~15:00五本木小ランチルーム参加 約100名

新年会.JPG

2020年オリンピック東京開催が決定し、新しい風を感じた方が多かったのではと思う。だいぶ先の話で、具体的には何も決まっていないが、当協会も出来ることがあればお手伝いしたいと考える。また今年は創立60周年、NPO法人認定10周年で、先達の築いた誠実で地道な活動の歴史を、次世代へつなげる祝賀の年でもある。『おひさしぶり、元気だった?』『来てくれたの、逢えてうれしい』の歓声と笑顔が受付から会場に溢れ、年少からベテラン会員まで、国籍もさまざま、みんな和気あいあいの素敵な新年会が始まった。

相良会長の力強い新年の挨拶に続き、前教育長大塩晃雄氏の励ましのお言葉、お世話になっている五本木小の高橋副校長先生からも温かいご挨拶を頂いた。

会員の若宮健嗣衆議院議員、鈴木隆道都議会議員の両氏も、公務でご多用のところ駆け付けご挨拶くださった。加藤名誉会長の乾杯で会食交歓開始。

新年会2.JPG食後は新入会員の挨拶、韓国語教室の新講師紹介、中国女性によるのびやかな歌声披露、日本語教室のアフリカ/コンゴの青年のスピーチと、国際色で花を添えた。その後青年活動報告、ゲーム、年少会員コスモスのおちゃめなコーラスなどで、みんなの笑顔もはじけ会場を大いに沸かせた。また今年初めての企画アイスブレイキング(名刺交換)も大変好評だった。最後は福引、なかなか当たらないカードを手に、ワクワクの時間だ。終わりの挨拶は、爲季副会長が務め、名残り惜しいひとときを終了した。

昨年は全国大会、コンサートとめぐろパーシモンの大ホールを埋める事業が続き、当協会会員のボランティアの力を、内外ともに示した一年だったと思う。新春をことほぐ新年会が例年になく盛会だったことも、大勢の協力あればこそと、感謝を申し上げたい。

事務局長 斉藤 真澄



主催:目黒区教育委員会 主管:NPO法人目黒ユネスコ協会 

講師:小野寺徳茂氏(気仙沼市立鹿折小学校前校長)

2014年1月30日(木)14:00~16:00 緑が丘文化会館 参加 46名

大震災当日の想像を超える極限の状況を小野寺先生は静かに語り始あの日.JPGめた。あの日、鹿折小学校の先生と児童達は次々と避難場所を変えた。はじめは校庭から高台へ、水が押し寄せるのを見るやさらに高台に移動し、児童を保護者の元へ引き渡した。その後は保護者に引き渡しが出来なかった児童、職員とともに雪降る中お寺に向かい、二晩を過ごしたという。児童達はお寺で誰一人不平をもらすことなく、おにぎりを半分ずつ分け合い、3キロ先の燃え盛る海を見ていたそうだ。319日の卒業式には、この出来事を忘れないことを願い、敢えて泥のついた卒業証書を心を込めて渡したと話された。この時スクリーンに卒業式を迎えた6年生が写しだされた。死に直面した直後の命輝くその笑顔に私は胸が熱くなった。

そしてもう一つの「あの日のこと」

あの日2.JPG知り合いの中学生は一旦避難した後、隣家のお婆さんを助けに戻り犠牲になったそうだ。極限の場面では自分の命を守るため誰もが逃げる。しかし、自らを顧みず、他者を想い行動したことで失われた命もあったのだ。「人としてどうすればよかったですか?」と先生は私達に問いかける。そして逃げた者も、救えなかった命に対し悔やみ続けるのだと言われた。助けられなかった命を思い出し、切ない思いを背負われていた。被災地に生きる方々の苦しさに胸が痛んだ。

先生は子供達が目黒のさんま祭りでホームステイをしたことに謝意を述べられ、最後に「私達のことを忘れないでほしい」と言われた。

「あの日」から、少しでも力になりたいという一心で始まった私達の支援であるが、青少年たちと心一つにさらにできることを探し続けていきたい。復興を迎えるその日まで、私達は「忘れない」を合言葉に喜ばれる真の支援活動を継続したい。なお、お忙しい公務の時間を縫って青木区長、小笠原教育長、金元生涯学習課長も駆けつけられた。

            広報 木村 万

主催:目黒区教育委員会   主管:NPO法人目黒ユネスコ協会

講師:宮下佐江子氏(古代オリエント博物館研究員)

2014年1月31日14:00~15:30   緑が丘文化会館  参加 45名

パルミナ.JPGシリアは、北のトルコ、東のイラク、南のヨルダン、西のレバノン、イスラエルに接している農業国である。 隊商都市パルミラは、シリア砂漠の中にあり、ユーフラテス川の南西タドモルにある都市遺跡である。ギリシャ語でナツメヤシのことを『パルマ』ということから、『パルミラ』と呼ばれたと推測されている。砂漠ではあるが、ナツメヤシやオリーブが群生している美しい土地である。 パルミラは紀元前2000年位から豊かな文明が栄え、紀元前1世紀から紀元3世紀には、ローマと中国を結ぶシルクロードの中継都市として発展し、商業、裁判、訴訟などの法体制も整っていた(日本では縄文時代末期から弥生時代である)。そしてその時に使われていた『楔形文字』は商売の契約のために存在したという。また"漢の時代の中国の絹"が発掘される最も西の地域である。

宮下先生は考古学者としてパルミラの遺跡の発掘に長く携わってこられた経験をもとに、地下墓、塔墓、家型墓、建造碑文など、その形態や特徴を、分り易い言葉で楽しく詳しい説明をしてくださった。見事に修復された墓や彫像は実に美しく、筆者も瞬くうちにパルミラの魅力にとりつかれた。

1980年には、ユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録されている。日本の法隆寺や薬師寺にも描かれている葡萄唐草(ぶどうからくさ)の文様は、パルミラからシルクロードを経てきたと言われている。しかし現在はシリアの内戦のために、遺跡の盗掘やミサイルの砲弾で、一部の遺跡は破壊行為を受けている。発掘や修復作業ができないのは勿論、現地作業員の安否もわからない不安定な状態が続いている。一日も早くシリアの内戦が終わり、平和が訪れ、宮下先生が人生を捧げているパルミラの遺跡の発掘修復作業が再開されるよう祈ってやまない。

 広報 山田 峰子

2014年2月23日(日) mifa1.JPG

めぐろパーシモンホール大ホール・他

参加 約1400名

MIFA加藤玲子理事長、青木英二目黒区長他の挨拶に先立ち、オープニングを飾ったのは、ジュニアクラブコスモスの元気な歌声(あまちゃん「潮騒のメモリー」他2曲)です。

今年のテーマは「世界の踊りをみんなでいっしょにおどろう」。ヒップホップ、アメリカンコンテンポラmifa3.JPGリー、東京音頭、キルギス・インドネシア・ポーランド・スーダン民族舞踊が披露されました。各踊りには、「おどり方のミニレッスン」つきで(東京音頭は青年部が指導)、多くの大人や子供たち、コスモス年少会員も飛び入り参加で大盛況でした。ダンスはまさに世界共通言語です

     広報 山本 一雄


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