会報 SHORT-NEWS[2014年6月号#301 一覧]

4gatu 048.JPG平成26年年426日(土)目黒区総合庁舎1Fレストラン

出席者:155 名(委任状を含む)

新緑萌え、快晴に恵まれた当日、会員を始めご来賓も多数ご出席いただき、華やいだ雰囲気の中に井上奈奈さんの司会で開会した。

 東日本大震災犠牲者と物故協会関係者への黙祷の後、相良会長は出席者全員に対して、昨年度パーシモンホールで開催されたユネスコ運動全国大会への協力や、日頃の支援・活動に対して謝意を表した。本年度は協会設立60周年、また、NPO 法人化10年という節目の年であり、目黒ユ協が「何をすべきか・ユネスコ活動とは何か」を見直す年としたいとの抱負を語り、さらに協会にとっての最大の財産は「若い人が大勢活動に関わってくれていること」であり、これを機会に徐々にであっても、会員の世代交代を図っていきたいと指針を述べた。

青木英二目黒区長、佐々木孝教育次長、斎藤やすひろ及び栗山芳士都議会議員、橋本欣一目黒区議会議長等から祝辞を頂いた後、相良会長を議長として議事に入った。

総会議事

◎平成25年度の事業報告が各部門(研修・国際交流・青少年対象・日本語教室・国際、国内支援/スカラシップ・芸術文化・広報)の委員長により適正かつ簡潔に報告され、事務局長は協会運営全般について説明を行った。引き続き前年度の決算報告および監査報告、並びに今年度の事業計画・予算の審議を行い、これらの議題は満場一致で承認された。

◎役員補充:役員の減員による業務の支障解消のため、目ユ協三役からなる推薦委員会は2名の理事候補者を推薦し、総会は山本一雄・及び尾崎富雄両氏の理事就任を承認した。  

◎最後に加藤玲子名誉会長は、目黒ユネスコ協会60周年を迎えるに際し、会の歴史を振り返り、感慨を述べられた。       

今総会には青年会員の姿が多く見られ、総会後の青年による活動報告は目黒ユ協が今後の大きな課題としている若返り・世代交代を推進する象徴を思わせる、頼もしい活気ある総会だったと言えよう。

広報   清水 嘉男

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主催:目黒区教育委員会 主管:目黒ユネスコ協会DSC06712.JPG

2月7日~3月21日毎金曜 

緑が丘文化会館

講師:由水直樹氏

(ガラス工芸家)

ガラス工芸というと窯で溶かされたガラスを筒で吹いて作ることを思い浮かべると思うが、今回の「古代技法」はその技術が生まれる前の技法(紀元前15世紀ごろ発明)で、粘土で原型を作り、耐火石膏で型取りをして、ガラスの粉や粒を詰めて電気炉で焼成した後、ヤスリなどを使って加工して仕上げる技法だ。今回、この教室にあたって由水先生は、ユネスコの美術教室の趣旨をよく理解され、受講者の作品作りもさておき、ガラスの歴史、文化についてとても詳しく資料を作成、折々にお話しいただいた。教室は5回と短い時間だったが内容は濃く、又、助手の方も手際よく至れり尽くせり。皆さん童心に帰って楽しい作品つくりが出来たようだ。

美術教室担当 望月 昇

主催:目黒区教育委員会 主管:目黒ユネスコ協会 美術教室2.JPG

2月6日~3月6日毎木曜 

緑が丘文化会館

講師:松田幸三氏

(画家、ユネスコ会員)

今回は、透明水彩の基礎技法を学ぶことに集中した。先生が作成した台紙に、2色三原色の混色の考え方についての講義の後、混色の練習。この基本の習得が、簡単なようで難しい。そして技法(ウエットインウエット、ウエットオンドライ、マスキング、その他)を使って、静物の写生。最後に、作品の手直し。先生の筆の動きに受講者の目が集中、みるみる作品が変わっていく。ため息である。ここで時間切れ。手を抜かない松田先生の教えには初めての方には戸惑いがあったかもしれないが、今回のこの基本技法を身につければ受講者の作品のレベルアップは間違いないと感じた。

 美術教室担当 望月 昇


??平成25118日、フィリピンに史上最大級の台風30号が上陸しました。被害は、フィリピン中部を中心に、死者・行方不明者7000人以上という規模に上り、400万人の避難者を含め約1200万人が被災したと言われています。

image.jpg私は、所属する日比交流支援サークルの活動で今年2月にセブ島を訪れました。その際に被災地に住む方々や支援団体の職員に話を聞いたところ、台風から5ヶ月が経った現在でも、未だに支援の行き届いていない地域が多いそうです。

日本ではレイテ島が注目されていますが、実際はフィリピン全土で公共施設・建物の崩壊や人的な被害が報告されています。日本ユネスコ協会連盟でも、カトリック修道会の聖心会に寄付金を送り、その資金はレイテ島で被災した人々の生活支援に役立てられています。

今回私たちは、交流先であったセブ島北部にあるボゴ市の小学校を慰問に訪れました。校舎の大部分が被害を受け、教室の屋根なども飛ばされたほか、生徒の多くが家を失い親族の家に身を寄せているそうです。現地の日系NGO職員の方々が主体となって復興支援を行っていたため、集めた寄付金は同NGOに寄付させていただきました。現地では慰問コンサートを開催し、小学校の音image2.jpg楽の先生より要望のあった楽器数台と日本の小学生からの励ましの手紙を寄贈しました。しかし、現地の方々が必要としているのは、物資ではなくお金だという話を聞き、学生の私たちには資金面での援助には限りがあると実感せざるを得ませんでした。ですが、私たち学生だからこそできる、長期的な交流を通した子どもたちの心のケアは全力で行っていきたいと考えています。訪問時に同小学校の先生方と話し合うことができ、帰国後もメールで連絡を取り合いながら楽譜を送るなど、交流を続けています。

 これからも、自己満足に終わらない活動をモットーに、現地の子どもたちのために全力を尽くしていきたいと考えています。ご支援くださった方々に、心より感謝申し上げます。今後ともよろしくお願い致します。

青年会員 柿崎 安里

青年6月号.jpg東日本大震災から三年。被災地の小学校の卒業式に出席させていただくとともに、東北の「今」を知るべく私たちは宮城県気仙沼市を訪れた。限られた時間の中で多くの体験をさせていただけたことをとても有り難く思う。

この二日間で私自身が感じた数え切れない程の事柄のうち、特筆しておきたいことが二つある。

一つは、この震災を他人事だと思わないでほしい、ということである。今回気仙沼市で出会った方々は必ず「東京も気をつけてね」という言葉を口にされていた。東京にも必ず大地震は来ると言われている。東日本大震災での経験や浮き彫りになった問題点をこれからに活かすことで防ぐことのできるものが沢山でてくるのではないだろうか。そのためにも自分から「この震災のことを知ろう」という姿勢を持つことが重要なのだと感じた。

もう一つは、被災地のことを忘れないでほしい、ということだ。気仙沼市の教育委員会を訪れた際に、教育委員長の方が「遊びにくる感覚で被災地に来てもらえるだけでも子供達は本当に喜ぶ」というお話をされていた。震災から時間が経つにつれ、人々の被災地に対する意識が薄れつつあることは否めないのが現状である。目黒ユネスコ協会という、自分の力で行動を起こしやすい環境にいる私たちから動き出すこと。これがこの先非常に大切になってくると思う。

最後に、今回この訪問を企画、支援してくださった方々に御礼を申し上げたい。

青年会員 前田 明里


青年6月号募金.jpg今回の募金額は以前より多く集まり、それにはいくつか理由がありました。私達青年部は、駅の改札前の屋根の下で募金を呼びかけていました。当日は雨で人々の通路が限られたため、多くの人の目に入ったのだと思います。

また駅前に、消費税増税直前だったために定期券を購入する列が出来、私たちの活動を見ていた人が多くいたのも、募金額が伸びた理由の一つであると考えられます。

さらに募金してくださった方々から、ユネスコという団体は有名で信頼できる、という意見をいただきました。そのような信頼を裏切らぬように、これからも目黒ユネスコ青年部として出来る事を続けようと思っています。

 青年会員 小田島 早織 

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