会報 SHORT-NEWS[2015年7月号#310 一覧]

持続可能な社会の構築のために「つなげよう次の世代にユネスコの英知」
2015年10月24日(土)佐野短期大学(佐野市)

12-関ブロ.JPG今夏、栃木県常総市の台風による鬼怒川堤防の決壊や、また今秋には、ユネスコの記憶遺産の発表等、波乱の報道が続き、緊張感のある幕開けとなった。
70周年記念特別講演「ユネスコが求める積極的平和」(鈴木佑司日ユ副理事長)は、「世界の紛争の悲劇を解くのは、心の中の違いを許しあうこと」等、時代の不安感を払拭し、会場の気持ちを一つにつなげるユネスコらしい力のこもった内容だった。
また、地元の皆さんの温かい歓迎のなか、分科会、交流会、エクスカーションなど、豊かな学びや会員相互の友好が深まる研究会となった。
閉会式の次年度開催地(都ユ連主催/青山学院/2016年9月3-4日)紹介では、東京都のユ協会・クラブ会員が登壇し、ユーモアあふれるアピール「オシャレな街、青山で会いましょう」で、会場を大いに沸かせた。壇上の栃木県知事からも「私も行ってみたくなりました(笑)」との嬉しい声援を頂戴した。

副会長 斉藤 真澄

主催:目黒区教育委員会 7.1集合写真交流ひろば.JPG
主管:NPO法人目黒ユネスコ協会
2015年7月1日(水)8:30~17:30 
参加:69名(うち外国人21名)

昨年和紙がユネスコ無形文化遺産に認定されたことを受け、今年度の国際交流ひろば1回目は、和紙の里埼玉県小川町の埼玉伝統工芸会館と、今や海外でも人気の高い大宮盆栽美術館をバスで訪れた。

中国、台湾、フィリピン、タイ、ミャンマー、ネパール、ロシア、アルバニア、アメリカ、オーストラリアの方達も参加し、国際色豊かなツアーとなった。早朝の出発と悪天候にもかかわらず参加して下さった皆様に心から感謝する。約2時間のバスの中は交流タイム。自己紹介に続き、言葉遊びのクイズや歌で大いに盛り上がった。
7.1交流ひろば1.JPG工芸会館では和紙作りの説明の後、一人ずつ和紙の手すきを体験。職人の方に手伝って頂き、なんとかムラなくすき上がった。乾燥させた後、郵送してもらうが、自宅に届く1週間後が楽しみだ。また会館には雛人形、藍染、織物、釣竿等の埼玉の伝統工芸品の展示もあり興味をそそられた。
お待ちかねの昼食は花園フォレストでのビュッフェ。パスタやピザにたっぷりのスイーツを堪能し、お土産のお菓子もしっかり買い込んだ。大テーブルに陣取った一団は、国籍を問わず、英語や日本語を駆使しておしゃべりに花を咲かせていた。
7.1盆栽.jpg雨も上がった頃、大宮盆栽美術館に到着した。係の方が盆栽の見方や歴史を説明して下さるのを聞き、素晴らしい盆栽の数々を見て、盆栽が芸術品であることを改めて教えられた。庭の盆栽も見事で、雨に洗われた緑が鮮やかだった。見学予定の1時間はあっという間に過ぎ、もう少し鑑賞したかったが、心を残して、美術館を後にした。
 無事予定時刻の5時半に中目黒へ戻り、解散。今回も、参加された多くの方が積極的に交流を楽しみ、なかなか足を運べない場所を訪れ、日本の伝統的な文化に触れるというツアー内容にも満足されたようだった。この企画で国際交流にいくらかでも貢献できたとしたら幸いである。 

交流 大前 眞理子

         

6.26ネパール.jpgこのたびの募金活動で、先月までに242,920円が寄せられました。ご協力下さった皆様には心より感謝申し上げます。有難うございました。
お預かりした寄付金は、6月26日、爲季・宮下・望月副会長3名と青年を代表して柿崎理事が下目黒のネパール大使館に持参し、大使に直接お渡ししました。
感謝の言葉の後、大使は「日本の大震災では、津波・火災・原発の被害が大きかったが、ネパールは山崩れ・雪崩・家屋崩壊が深刻である。これからは、日本の耐震建築にもっと学ばなければならない」と述べられました。また、予定より長く小一時間の歓談の中では、ネパールとゆかりのある日本人との親交やエピソードを披露され、秋のユネスコこどもまつりへの参加協力を約束してくださいました。
当協会では、今後もネパール支援の募金活動を継続してまいります。
引き続き、皆様のご支援ご協力をよろしくお願いいたします。    

理事 林 多香子

6月交流サロン.JPG6月18日木曜日、中目黒スクエアで、昨年に続き今年も習字体験の国際交流サロンが開催された。参加したのは、アメリカ、韓国、タイ、台湾、ナイジェリア、フィリピン、ベトナム、メキシコ、ロシアからの学習者で合わせて11名。
当日は、午前の日本語教室が終わった後、学習者と日本語スタッフが連れだって、中目黒スクエア7階の第2リクリエーションホールへ移動。担当の日本語スタッフにより準備された会場で、全員おにぎりのランチを頂き、自己紹介やおしゃべりを楽しんだ。
いよいよ習字体験である。講師の久富理事が筆、硯、墨などの用具の名前から、筆の持ち方、姿勢に至るまで説明。初めての人?と聞いたところ、手をあげたのは3、4人。
筆に墨汁を含ませ、半紙に横、縦、点、撥ねなどの筆遣いを講師の指導で練習した。続いて、花、平和、楽、幸福などの漢字を、筆順を書いた手本を見ながらスタッフのアドバイスも受けて練習した。学習者同志、批評など交わしながら賑やかに盛り上がった。最後に講師の指示で、色紙に好きな漢字を清書して記念撮影。漢字圏の人はもちろん、それ以外の人も立派な漢字がかけて大満足の様子だった。11名のスタッフ一同も、楽しい時間を過ごさせてもらいこちらも満足だった。

日本語教室 爲季 繁

6月気仙沼.JPG2015年6月19日~21日  参加 14名

今回0泊3日というスケジュールで、目黒区と友好都市にあたる気仙沼を、自分たちは被災地支援として慶應ユネスコクラブと共に、高校生との交流や現地視察のため訪問しました。そこで自分は現在の復興状況だけでなく、現地の方々が考える本当の"復興"や命に対する考え方、気仙沼の方々の温かさ等、これからの活動だけでなく自分においても、とても大切な時間を過ごすことが出来ました。
現地視察では3.11当時鹿折小の校長先生であった小野寺先生と、鹿折中の校長先生であった村上先生に現地を案内していただきました。まず訪れたのは安波山です。ここから気仙沼や鹿折の街並みを一望することが出来ます。2年前にこの山から景色を見た経験がある自分の1番最初に感じたことは「2年前から復興はなかなか進んでいない」ことでした。現地の方のお話によると今仮設住宅に住む住民の方々が全員、公営住宅や一軒家に住むにはこれから4、5年かかるということで、3.11があった2011年から約10年かかることになります。
今回の活動を終えて、自分は色々な出会い、発見をすることが出来ました。メディアを通して観るのと、実際に現地に訪れ観る復興状況は全く違うこと。現地の人達が最終的に自分達自身の力で立ち直る事が"復興"であること。そして1番の発見は気仙沼の人達が本当に優しく明るかったことです。高校生と保護者の方々、月立小の遠藤教頭先生、団平の店主さんとお店の方々、大学生を募り様々な支援活動を行っていた星さん、そして今回自分達を快く迎え入れて頂き現地の案内や、交流会の設定等色々な所で協力して頂いた小野寺先生と村上先生。他にもたくさんの人と出会い"繋がり"を持つことが出来ました。最初よそ者である自分たちはどの様に接していいか分からない中、気仙沼の方々に温かく迎え入れて頂いたおかげで自分達はとても大切な時間を過ごすことが出来ました。本当に気仙沼のことが大好きになりました。
 今回の活動は被災地支援活動において大きな1歩だと思います。この活動を第1回とし、"継続的"に行う事で気仙沼の本当の"復興"への力になれればと思います。

青年会員 松尾 俊吾
   

「持続可能な平和のために!」 "会話"を広げるユネスコ 

2015年6月6~7日(土-日)

和歌山市民会館大ホール

6.全国大会.JPG今年度の日本ユネスコ運動全国大会は、前日の雨に代わってすばらしい天候に恵まれ、開会された。参加者は中国・韓国からのお客様を含めて約400名。(目黒ユ協からは、斎藤孝、濱岡位久子、斉藤真澄、芦田順子の4名参加)
テーマに沿って、パネルディスカッションや、子どもたちによるESD活動発表、また松本零士氏による特別講演「宇宙と子どもと平和」などが行われ、世界遺産やESDについて現在の動きと今後への発展を考えようとする意気込みが伝えられ、興味深く受け取ることができた。
 毎年、各地で開かれるユネスコ運動の魅力の一つは、開催地の方々との触れ合いにある。豊かな自然に囲まれた場所で、「熊野」の世界遺産を守る現地の方々とちょっとした会話を楽しむ中で、改めて和歌山の方々の決して人を逸らさない親切な気持ちをたくさんいただいた。

次年度は、「沖縄」。今年に続いてさらに"会話"を。

会員 芦田 順子

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