会報 SHORT-NEWS[2015年9月号#311 一覧]

9夏のつどい4.jpg2015年8月13~15日(木~土) 国際中央青少年交流の家(御殿場)参加:40名

毎年恒例の夏の集いを開催しました!主な活動についての報告をしたいと思います。
初日の夕食は飯盒炊爨で、みんなで協力してカレーを作りました!その後は国旗紹介とユネスコ講座を行いました。外国の国旗だけでなく、日本の旗の由来も知らなかったのでとても勉強になりました。また、ユネスコ講座では私達目黒ユネスコ協会の活動をはじめとした民間ユネスコについての講座を行いました。

9夏の集い.JPG2日目は、法政大学元教授の鈴木佑司先生にお話しをしていただきました。戦争の恐ろしさとこの世界を平和に近づけていくにはどうすればいいのか。様々なお話を聞くことが出来、これからの活動に繋げていかなければと強く感じました。
その後グループワークとして戦争心理を題材としたゲームを行いました。ゲームを通すことにより、欲や憎しみによって戦争を起こしてしまう心理に参加者全員が気づくことが出来、戦争の恐ろしさを実感することが出来ました。
最後の夜にはキャンプファイヤーを行いました。海外の方々から文化紹介をしてもらったり、みんなで歌ったりと絆を深めあう大切な時間をつくれたのではと思います。今回の活動では平和についての考え方が変わり、みんな仲良く交流できたのでは!!と思います。

青年会員 松尾 俊吾

9夏の集い講演.JPG講師:鈴木佑司氏 

法政大学元教授・日本ユネスコ協会連盟副理事長

今年の夏の集いは、鈴木佑司先生にお越しいただきました。法政大学法学部国際政治学科の元教授であり、専門はASEAN諸国の強権体制の比較研究をはじめ、東南アジアの政治と社会の理論的分析です。
先生は、主にユネスコの活動理念や存在意義をご自身の実体験を含めて、具体的にお話しくださいました。ユネスコ創立70周年、且つ、戦後70周年でもある今年の夏の集いの講義の冒頭では、「なぜ人は争うのか」について、私たちは学ぶこととなりました。
まずは、個人レベルでの争い事。そして関係者も少しずつ代わり国家レベルでの争いへと発展していきます。国家は個人の集合体でもあるため、個人レベルでの争い要因は国家レベルになっても不変のものもあります。それが文化の違いによる相互不信です。
そこで、私たちはユネスコ憲章に記載されている相互
理解というキーワードの重要性に気づきます。そして、それは個人レベルからのアプローチも可能だと学習しました。
最後に鈴木先生は相互理解のために行われているユネスコの小さくても丁寧な活動の大切さについて、私たちに教えてくださいました。
 参加してくれた小学生には少し難しい講義とはなりましたが、目黒ユネスコ協会青年部としては、ユネスコについての漠然としたイメージがクリアになった様に思えます。今後のユネスコ活動に活かせるように努めていく所存です。        

青年会員 宮崎 元規

主催:NPO法人目黒ユネスコ協会 9親子陶芸1.JPG
後援:目黒区教育委員会
2015年6月20・27日、7月4・11・18日
講師:安原喜孝氏、安原喜彦氏  
場所:紅椿工房  参加:24名

伝統文化親子教室は、昨年の茶道、華道に続いて、今年度は陶芸と華道が行われている。
『自分の作った陶器にお花を生ける』というテーマで、陶芸教室が始まった。
目黒区在住の小学生と保護者が、初めての陶芸に挑戦。 夏休み前の毎週土曜日計5回で土をこね、窯で焼き、釉薬を塗り、また窯で焼き、上塗りする。
講師は筑波大名誉教授の安原喜孝氏とご子息の喜彦氏で、1回目は陶芸の種類や方法の説明、更に少し土に触って、土の感触を掴む。2回目からは、本格的に土をこねる。子供達は粘土をこねること自体に不思議な充実感と興味を持ったようで、とにかくこねる、こねる! 既に自分で描いたデザイン画を持参して、まっすぐにそこに向かう1年生もいた。わずか7歳で、すごい集中力だ。
3回目は各自が最終的な形を仕上げていく。この段階になると、迷っている人はもういない。ほとんどの親子が土と一体になって黙々と作っていく。
?
驚いたのは、男の子たちの発想力だ。ひと口に花瓶を作ると言っても、大きく口を開けたジョーズのようなサメを作る子もいれば、ニワトリの花器や、かたつむりの一輪挿し、トナカイ、アヒルなど、豊かな想像力で、ユニークな花瓶を作っていく。
また、お父さんたちはビールのジョッキとしても使える重厚な形の花器に取り組む。
ここで一度素焼きをしてもらい、1週間後に上塗りをして再度窯で焼く。
最終日、美しく上塗りされ、焼きあがった陶器を受け取り、先生から寸評をいただき、丁寧に包まれた作品を持って、満足感いっぱいの顏で帰る子供達。
5週間にわたってみてきた私も子供達から素晴らしいパワーと笑顔の贈り物をもらった。
9月の華道教室に、自分で作った花瓶でお花を生ける様子が目に浮かび、それだけで幸せな気持ちになった。

広報 山田 峰子

原則毎週水曜日19:00~20:30 9インドネシア語.JPG
中央町さくらプラザ  
講師 Kuswan 先生

インドネシアと聞いて、即座にそのイメージを思い浮かべる人は、それほど多くはいないでしょう。しかし、東南アジアのハワイと言われるバリ島や、世界遺産として登録されているボロブドゥール、あるいは世界屈指のメガシティー、ジャカルタなら、多くの人に知られているし、一度は行ってみたいものと思っているのではありませんか。
概して親日的な人が多い国です。インドネシアとの国際交流が、インドネシア語というツールを通じて、もっともっと盛んになり、是非好きな国の一つにして欲しいと願っています。友達など出来ると素晴らしいですね。
 この講座は、昨年11月に目黒区の受託講座としてスタートし、受講者には大変好評で、この9月には3期目になる秋クラスを開始します。
講師は日本に20年近く滞在し、すっかり日本通のKuswan 先生が優しく丁寧に教えてくれます。
インドネシア語は、英語等と違って、動詞に時制変化の無い易しい文法と、発音がオランダ語由来のローマ字読みであることから、始めは取っ付きにくいものの、いざ学んでみれば、親しみ易い言語と言えるでしょう。
また日本語とほとんど縁は無いと思われているかも知れませんが、動物園で人気のオランウータンは、実はインドネシア語で、オランは人、ウタンは森、つまり森の人という意味なのです。
 さあ皆さんも、バリ島への旅や、味わい豊かなインドネシア料理に思いを馳せつつ、早速チャレンジしてみては如何でしょうか。 

世話人  沓澤 逸男

  

目黒区では、これからの時代を担う小・中学生を対象に、平和の尊さについて考え、学ぶ機会を提供するため、毎年8月5日から7日に「平和の特派員」として広島市へ派遣する事業を行っています。今年、区主催の「平和祈念のつどい」の舞台で、昨年参加した渡辺レーファさん(目黒ユ協 年少会員)が、特派員体験報告を発表しました。一部抜粋して掲載します。

ヒロシマ特派員報告 その1】 2015年8月6日 区民センター   渡邊 レーファ

 9レーファ.jpg今から70年前、広島に1つの原子爆弾が落とされた。その数秒で14万人の人々の未来、幸福、夢や希望などを消した。何もしていない命がそこにある。その命はなぜあの日、奪われなければならなかったのだろう。そう思い私は、広島に学びに行きました。
広島では、被爆者の朴さんから話を聞くことができました。朴さんは当時12歳、私と同い年です。あの日何が起こったのか、恐ろしい体験を語ってくれました。
 ―中略―  
今、ふつうに食事している。家族と会話している。困っていたら必ず誰かが助けてくれる。そんなこと当たり前に感じている。でもあの日は、家族みんなが揃わない。おなかがすいても食物がない。歩いても人に会わない。辺りには死体ばかり...そんなことが当たり前だなんて、私なら生きる希望さえ無くなってしまいます。
広島で3日間、学んで感じたことは、「命の大切さ家族の大切さ」です。これから私がインドネシアと日本の間で生きていくために必要なこと、同じ地球で生きている人達を国籍で差別してはいけない、ということを学びました。それができれば戦争がなくなり、二度と70年前の広島で起きた事を繰り返すことはないと思います。
次の平和の道へと導かせるのは私達なのです。これから私はユネスコ青年部として、広島で学んだことをいろんな人に伝えていきたい。そして自分のできることを精いっぱいし、平和についてさらに深く考えていきたいと思います。 

ヒロシマ特派員報告 その2】 2015年8月5~7日 広島9広島1.JPG


次世代の子供たちに戦争の悲惨さを身近に感じてもらうこの目黒区の「平和の特派員」活動に、今年は30名以上の子どもたちが参加したそうです。
目黒ユネスコ協会からの千羽鶴は、区内の他の皆さんの物と共に、子どもたちの手で平和記念公園「原爆の子の像」に平和の祈りを込めて供えられました。

     

  

2015年7月12日(日) 11:00~17:00
めぐろパーシモンホール、芝生広場9ホタル祭り1.JPG

今年のパーシモンほたる祭りは、夏本番を思わせるような照りつける日差しの中多くの人で賑わっていた。当協会からは青年会員とインドネシアボランティアが模擬店で参加。アボカドジュースとインドネシア焼きそば・焼き鳥を販売。他の模擬店にはない珍しさもあり、昼時は行列を作り盛況を博していた。

9ホタル祭り2.JPG大ホールでの合唱、年少会員コスモスの子ども達は今年も浴衣姿だった。会場が暗くなりボールライトを「ホタル」に見立て子ども達が「ホタル」を呼びかける姿は幻想的でとても印象に残るものだった。「世界がひとつになるまで」を手話で歌いながら披露する姿もかわいらしく、感動を呼んでいた。  

会員 青木 貴子

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