会報 SHORT-NEWS[2016年1月号#314 一覧]

新たな年を迎えて、一言ご挨拶を申し上げます。旧年中は、多くの皆さまに様々なご助力・ご協力を頂戴しました。心より御礼を申し上げます。そして本年もまた、本協会のユネスコ活動に対して、旧に倍するお力添えをたまわりたく、お願い申し上げる次第です。
昨年は、ユネスコ本部の所在地であるパリで、2回にわたる無差別テロ事件が発生し、多くの一般市民が犠牲となられました。同様の事件がエジプト、イラク、トルコなどでも起き、またシリアでは泥沼と化した内戦がいつ終わるとも知れません。これらの事件に共通して関わっているといわれるのが「イスラム国」を名乗る過激な武装勢力です。いずれの宗教も他者に対し、特に弱者に対して寛容であれと教えています。その宗教に名を借りたテロや殺人ほど卑劣な行為、非人間的行為はありません。
「人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」という有名なユネスコ憲章の前文を、今ほど真摯に受け止めなければならないことは、第2次世界大戦後の70年間、かつてなかったといえるのではないでしょうか。ユネスコ活動に携わるわれわれは、今あらためて、この言葉のもつ重みを味わう必要があります。
平和とは、単に戦争がない状態を意味するのではないとよく言われますが、今年こそ戦争、民族紛争、宗教対立、弱者に対する抑圧、差別など、平和不在の状況が地球のすべての地域から一掃されることを祈ってやみません。

2015年9月27日、10月18日、11月8日、11月29日(日曜/13:00~)目黒区立不動小学校  

主催:NPO法人目黒ユネスコ協会 後援:目黒区
講師:草月流 モランジェ真紀子先生、大泉麗仁先生

314華道a.JPG今年度の伝統文化親子教室は、前半陶芸教室に挑戦したが、後半は「自分たちで作った焼き物(花入れ)にお花をいける」を目標に4回の華道教室をおこなった。
講師のモランジュ真紀子先生は昨年に続き2度目のご担当である。再び子どもたちに花を通して、創作の楽しさを体感してほしいと、基礎を踏まえつつも自由な発想を大切に指導されていた。
華道は初めてという子どもたちも保護者と一緒に、生き生きした眼差しで花を見つめ、大胆に花にはさみを入れて作品を仕上げている。先生の最後のちょっとした直しが作品の完成度を一気に上げ、その世界の奥深さを学ぶ。そして静かな教室に歓声が上がった。314華道b.JPG
今回は先生から教室参加者に、草月流の展覧会(日本橋のデパート)の招待券を多数頂戴した。早速私も床の間にいける清楚な花たちをイメージして会場に出かけてみると、予想に反して大きな木々をふんだんに使った、存在感のある作品群にすっかり感動してしまった。タイトルの「豊饒な花」とは、まさに命の躍動そのものだった。会場で先生に「子どもたちが花をいけるとは?」と伺うと、「創作の可能性を限りなく広げる、その第1歩」とのお答えだった。
また新しい試みとして、目黒ユネスココンサート会場ホワイエで子どもたちの焼き物とそれを使った生け花の作品展をした。音楽会にご来場のお客様にも大変好評だった。
親子で花を愛するこのような活動が、ユネスコの平和への願いに繋がることを期待したい。

広報 斉藤 真澄

主催:目黒区教育委員会       主管:NPO法人目黒ユネスコ協会
2015年12月20日(日)14:00~16:00  緑が丘文化会館 参加26名
講師:内田裕之氏・小暮裕明氏(第1級アマチュア無線技士)他 横浜みどりクラブの講師陣

保護者の方々と共に第六研修室へやって来た子供たちは、314理数a.JPGこれから始まる興味深い世界に、いずれも好奇心にあふれた目をキラキラと輝かせていた。
 講師陣の紹介の後、早速電波の話に入る。私達の周りの空間は、無数の目に見えない電波が飛び交っている。先ずは、お馴染みの糸電話を使って、話す音声がピンと張った糸に振動を与え、それが離れた友達に伝わるという、目に見えない波を確認する実験で子供たちは納得顔。

314理数b.JPG室内の照明の灯りが目に見えるのは、光の波のお蔭。光の速度はどのくらいか皆分かるかなとの質問に、いとも容易く答える子供たち。普段から科学の世界に親しんでいることを窺わせる。そして、主題の電波を捕まえる「ラジオ」作りに挑戦して行く。
講師は、ハンダ付けをしたことがある子はいますかと質問すると、わずか数人だけが手を挙げた。初めてのハンダ付けは、なかなか手ごわい。緊張しながら恐る恐るこれをこなす。いよいよ、煩雑なハンダ付けや組み立て作業に入ると、講師陣がそれぞれの実験台について、丁寧に子供たちを指導していく。2時間ほど奮闘すると、皆それぞれに立派なお手製ラジオが出来上がった。期待に胸を膨らませて、音声が出ることを確認すると、室内は歓声にあふれた。
314理数c.JPG自分たちの手作りゲルマニウムラジオを立派に製作完成し、そこから実際に音声が出て耳に聞こえたとの達成感は、子供たちに小さからぬ夢と自信を与えたと信じてやまない。         

 

広報 沓澤 逸男

2015年12月5日(土)11:00~14:30
目黒区立上目黒小学校 調理実習室

トーゴ共和国臨時代表大使夫人による料理講習が行われた。トーゴ共和国大使館とは、昨年9月に実施した「ユネスコこどもまつり」に協力頂いたご縁で、今回も青年部が中心となり企画運営された。
西アフリカの見知らぬ国の料理に興味を持った20数名の参加者は、役割を分担して作業に取り掛かった。素材を前に、どの位の大きさに切る?スパイスの量は?ゆで具合は?等々の質問攻めに大使夫人は大忙し。2時間かけて鶏肉のピーナッツソース「アジンデシ」、牛肉とほうれん草のソースがけ「ボマデッシ」、バナナを揚げた「フライドプランテーン」、トウモロコシ粉で作ったお餅のような「フフ」、少量のピーナッツオイルと玉ねぎの入った炊き込みご飯が出来上がった。
試食会では、ボジョナ臨時代表大使も出席され、『人口は650万人で、40の部族がある。公用語はフランス語。面積は小さいが、高原や山脈、湖や海など自然環境に恵まれ、野生の多様な動植物に出会える』などお国の紹介をされ、また、質問にも気さくに答えてくださった。
肉は茹でて、揚げて、煮込み、ソースは何種類ものスパイスを混ぜ合わせるなど手の込んだ工程で深みのある大変美味しい料理であった。トーゴ共和国の一端に触れ、身近な国に思えてきた。
 

理事 久富 美智子

2015年12月13日(日)10:00~15:00   田道ふれあい館
主催:エコライフめぐろ推進協会 参加協力:目黒ユネスコ協会

314A.JPG目黒区内で活躍する環境活動団体が一堂に会し、パネル展示や、ワークショップ等が行われた。当協会も青年たちがブースを出した。
フードドライブ(賞味期限中の缶詰・レトルト食品・お米等、食べきれないもったいないという理由の食品を集めて施設へ寄付)の活動など、環境問題や地域にやさしいエコライフの学びの場だった

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