会報 SHORT-NEWS[2016年3月号#315 一覧]

315新年会1.JPG2016年1月24日(日)12:30~  

五本木小学校 ランチルーム

参加 約100名

新しい年の幕開けは新年会から始まる。天気予報では雪になるかと危ぶまれていたが、一夜明けてみると爽やかな朝日を見ることが出来、多くの来場者を期待した会場設営にも活気が溢れた。
12時半の定刻どおり開会、相良会長の年頭の挨拶に続き、青木区長、尾崎教育長から温かいお言葉をいただく。そして、ユネスコスクールのトキワ松学園 金谷校長から心のこもったご挨拶をいただいた。都議会議員、区議会議員の皆様、トーゴ大使夫人、バングラデシュ大使館一等書記官にもご参加いただき会食がスタート。会員手づくりの国際色豊かなご馳走も豊富に並べられ、お皿を手に和やかな歓談が続いた。315新年会2.JPG
今年の新年会の志向は、日本語教室のフレンドシップメンバーをはじめ参加した皆様に「日本のお正月」を楽しんでいただこうというもの。別室にお茶席が設えられ、会員の井上奈奈さんの格調高いお点前に40名ほどの参加があった。初体験の外国の方には飲み方の説明もあり好評を博した。
又、日本古来の装束に身を包んだ冨澤明久さんによる神楽「朝日舞」の披露があり、会場に神聖な空気が流れた。地球上の各々の民族が自国の伝統文化を大切にすることにより、他国の文化も大切に思うことが出来るようになるのではないかと思う。
後半は各種紹介の時間となり、新入会員の挨拶、各語学教室のメンバーによるミニ会話レッスン、入江陸太朗さんによる青年活動の紹介が行われた。
315新年会3.JPG恒例となった年少会員「コスモス」の可憐な歌声を聴いた後、全員で「森のくまさん」や「SING」を合唱し会場が一体となった。お楽しみタイムでは名刺交換ゲームで自己紹介をし合い、老若男女がお気に入りの賞品選びで盛り上がり笑顔が溢れた。
楽しかった時間はアッという間に過ぎ、皆様のご健康と目黒ユネスコ協会の更なる発展を願った爲季副会長による三本締めでお開きとなった。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました、そして今年いらっしゃれなかった皆様、次回は是非ふるってご参加ください。

   
交流委員長 濱岡 位久子

2016年2月20日(土)12:30~ 

五本木小学校 ランチルーム

315バザー1.JPGお昼前から雨になったが、来場者は11時頃から並び始め、最後まで途絶えなかった。昔からお店やさんごっこが好きな女性たちを中心に、バザーは運営される。献品集め終盤から、事務局はバザール会場の様相を呈し、仕分けや値付けに熱が入る。気仙沼の物産や、地域施設のお菓子、また休憩コーナーでのチャイや、献品の数々。高すぎても安すぎても売れない。その塩梅が難しいが楽しい。315バザー2.JPG

実は今回梅原龍三郎画伯の画集の献品があり、保存状態も内容も素晴らしいとのことで、思い切って2万円を付けた。それが開始早々売れた。幸先の良い出足となり、お陰様でその後も売上げは順調に伸び20万円を越した。
宅配便やご寄附、大きな荷物を事務局まで持参くださった方々、当日会場へお越しの皆さま、ボランティアで最後まで汗を流した仲間たち、大勢のご協力に心からの感謝を申し上げる。収益はすべて支援活動に活かされる。 

支援/バザー担当 斉藤 真澄

主催:目黒区教育委員会       主管:NPO法人目黒ユネスコ協会
2016年2月4日(木)14:00~16:00  緑が丘文化会館 参加 38名
講師:白井原太氏 建築家(白井晟一建築研究所 アトリエ5)

315 文化講座2・4.JPG会の文化講座は多岐にわたり、今回は建築家の方だった。初めての経験で楽しみにして出向いた。
まず、タイトルにもなっている建築における窓のことだが、西洋と日本の違いを分かり易く説明された。西洋の建物は石を積んで作るため、力の分散を考慮し、自立する形のアーチ型が多くなっている。それに比べ、日本の建物は柱と梁に囲まれた開口部が窓になる。縁側をはさみ、開け閉めをして、外部の自然と向き合う形をとる。
窓は、1採光 2換気 3外部を見渡せる 4出入り口 等の機能がある。配置として、南側に大きく取り、北側はずらした位置にその3分の1あるいは2分の1という大きさにする。そこに風の流れが生まれることになる。
「西洋絵画の窓」として、フェルメールを出された。特に絵画に詳しくない私も見たことのある絵だが、人物が窓から採光し何か作業している構図だ。窓は、中の人物から見て右になっているが、西洋において右は「正義、上位、聖なるもの」という意味があるそうである。
後半は、祖父にあたる白井晟一氏の業績に触れられた。松濤美術館、飯倉NOAビル等々の他、中央公論の装丁、書等も手がけられた。また、秋田県湯沢市との縁も深く、多くの建物を造られた。
原太氏もその関係で、晟一氏作の上野毛在「試作小住宅」を湯沢市に移築することになり、その経緯を詳細に語られた。部材に分け、番付けし、一台の大型トラックで運ばれた。私も知っている童話、家自体の引っ越しの話「ちいさいおうち」は奇しくも原太氏が幼いときからの愛読書だったそうだ。
ホテルオークラ、神奈川県立美術館の建物が消えていくことにも述べられ、モダニズム建築保存への試金石となる保存活動が起こっていると付け加えられた。それは、まさに「古いものを大事にしながら新しいものをつくっていく」という氏の建築家精神である。
スライドによる、窓に映る灯りの美しい建物に魅せられた講座だった。  

   
広報 清水 敦子

主催:目黒区教育委員会       主管:NPO法人目黒ユネスコ協会
2016年2月5日(金)14:00~16:00  緑が丘文化会館 参加 41名
講師:中田一郎氏(古代オリエント博物館館長)

315 文化講座2・5.JPG普段の生活においては、ほとんど疎遠な古代歴史のハンムラビ法典、今日は一体どんな興味深い文化に出会えるのかと、期待を抱いて多くの方々が会場の席を埋め尽くした。実際に中学校の歴史で学んだ「目には目を歯には歯を」との謎めいた文言だけが記憶に残ってはいるものの、さてその背景や実態を知る人は少ないのではないだろうか。
中田先生のお話が、穏やかな調子で滑り出した。紀元前1700年、古代バビロニアを治めたバビロン王、人民を統制し、真にして善なる道を歩ませようと、古代世界にハンムラビ法典を確立した。その優れた模範的な判決を集めたいわゆる「手引書」は、エラムの古都スーサ遺跡で、100年ほど前に発見された。それらは、3つの断片でそれぞれ見つかった。すぐに復元されたが、玄武岩製の高さ2.25mの大きさで、ハンムラビ法典碑の浮彫が施されており、現在はパリのルーブル博物館で所蔵、展示されている。そこには神々より職務委任を賜り、それを遂行し、後世の王達に対し祝福を与え、そして法典碑を毀損したり改ざんしたりする王達に対する呪いを与えんとしている。またその条文の多くは、女や弱き者が理不尽に損なわれることがないように、同等以上の償いによって、強者を厳しく律しており、また行政権を有する者への責任をも追及している。
問題や争いの裏に、示されない特別な事情があったのでは、償いは果たしてそこまでやるのかとの疑念は残るものの、今から4000年近い古代の大昔に、このような秩序が現に存在していたとの驚きは、参加者それぞれの心に大きな感銘を与えたに違いない。


広報 沓澤 逸男

315青年全国大会2.jpg2016年1月9~11日(土-月) 広島市中区加古町 アステールプラザ

青年の全国大会が広島で開催された。目黒からは青年会員2名(松永光以と入江陸太朗)、北は北海道、南は大分までの青年48名が集い、ユネスコについて、また青年たちのすべきことについて意見が交わされた。自分の活動について見直し、他のユネスコと交流する良い機会となった。315青年全国大会1.jpg
 一日目はアイスブレイクで親睦を深めた後、「ユネスコとは」というテーマでユネスコの歴史について学び、平和とは何かというディベートを行った。そして、各々の団体の活動についての報告をした。目黒からは昨年9月に行われた「ユネスコこどもまつり」について紹介し、渋谷等、他の地域のユネスコから是非参加したいと言っていただけた。
 二日目は原爆ドームを見学し、改めて原爆の恐ろしさ、戦争における人間たちの狂気を噛みしめた。その際、資料館の理事長から一言だけ伝えられた。「貴方たちは我々の希望です」この言葉は多くの青年の心に響いた。私もまたその一人で、自分に何が出来るか、再考するきっかけとなった。
 さらに二日目の夕方は「青年とは」というテーマの下、青年だからこそ出来ることは何か、すべきことは何か、そして、何がしたいのか、各自の意見をまとめていった。片や社会貢献性に惹かれて、片や自己の研鑽を求めて、十人十色であった。しかしどの人もユネスコの理念に共感していたことは変わらなかった。
 三日目は総会が行われた。全国青年連絡組織という、全国の青年部をまとめ、青年たちの活動をよりやり易くする為にはどうすれば良いか討論した。予定より2時間も延長した熱い議論となった。
 今回の参加は非常に有意義であった。とりわけ、渋谷や杉並、さらに仙台ユネスコと交流出来たことは大きな一歩であると確信している。私は来年度の全国大会にもぜひ参加したい。    

青年会員 入江 陸太朗

2016年2月7日(日)めぐろパーシモンホール
テーマ:めぐろう ー 日帰り世界旅行!

315mifa コスモス.JPGこのイベントは、MIFA(目黒区国際交流協会)の多彩な活動紹介と、地域の国際交流・相互理解を深めることを目的に開催され、目黒ユ協も青少年の活躍の場としてお世話になっている。今年はメイン会場の司会に2名の青年会員(三浦萌・松永光以)が舞台を務め、花を添えた。また小ホールでは民芸品の展示販売のブースを出した。
年少会員のコスモス(合唱グループ)は大ホールで、「ふるさとメドレー、勇気があれば、上を向いて歩こう、他」の曲を可憐な歌声で披露した。手話付のコーラスやバングラデシュの子どもたちとのコラボに、会場から惜しみない拍手があり、さわやかな感動を呼んでいた。

広報 斉藤 真澄

目黒区青少年社会貢献表彰式で コスモスが表彰されました。

315コスモス表彰.jpg

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