会報 SHORT-NEWS[2016年9月号#319 一覧]

201684()~6() 国立中央青少年交流の家(御殿場) 参加40

319b.JPGハリスレザ セプティアーノ(東工大/インドネシア)※原文のまま

初めての参加で何もかも手探りの状態でしたが、終わってみれば非常に有意義な3日間を過ごせたと思います。1日目は、樹空の森での活動やゲームなどを通じて他の参加者との交流を深めることができました。そして、目黒ユネスコからのレクチャーで、ユネスコの活動、そして彼らなりの日本の多文化共生の現状や必要性などについて理解することができました。2日目は移民や日本での外国人の受け入れについて、内容の濃くすばらしい講演を聴くことができました。また、ワークショップでは、自分たちでの中にあるステレオタイプの考え方について考える機会になりました。そして、夜にはキャンプファイアで、様々なゲームやアクティビティーで参加者の皆と、また一層親しくなれたと思います。最終日の3日目はなかなか馴染みのないアフリカについての講演が聞けて、そこでの生活から、アフリカ人の考え方や、そしてアフリカでの本当の現状についての情報に触れることで、多文化共生に必要な考え方などについて、少し理解が深まったのではないかと思います。この三日間を通じて、外国人として知らなかった多文化共生に関する知識が学べたほか、自分と異なる年齢層の参加者との交流を通じて、違う観点からの多文化共生(様々な年齢層)も感じられたと思います。また、かけがえのない仲間とも会うことができ本当に良かったです。この3日間の機会を作ってくれた目黒ユネスコに心から感謝します。本当にありがとうございました。 

青年 ランカイト(高校生/アメリカ・日本) ※英文を和訳

319a.JPG私は光栄にも今年度の「目黒ユネスコ青少年夏のつどい」スタッフの一員として、チーフ通訳(中国語、英語、日本語)を務めました。我々は「多文化共生社会」というテーマに焦点を絞り、ESD(3P参照)に熱意のある多種多様な人たちを集めることが出来ました。べトナム、中国、インドネシア、日本、ネパール、バングラデシュと国籍も様々、小学生から中年まで幅広い年齢層の人々です。米国、日本、中国という多文化背景を持つ高校生として、私はこの夏季キャンプで視点を新たにすることができ、またESDへの理解も深まりました。学ぶことの多かった重要な活動の一つは、中東の難民問題と日本の難民政策に関するレクチャーでした。東京外国語大学の長谷部美佳先生(写真右)が、難民について(とりわけ中東の)及び難民問題が、多文化共生社会といかに密接な関係があるかを中心に講義されました。319c.JPGのサムネイル画像これまで文系の授業やインターネットで中東難民について簡単に学んではいましたが、長谷部先生の魅力的な講義で一層知識が豊富になりました。 もう一つの心に残るイベントは薪だけの燃料で夕食を作ることでした。約7名ずつのグループ4組それぞれに、自分たちが食べるカレーを作るよう同じ材料が配られました。こんなことは、ごく普通で簡単と思われるかもしれませんが、実は強力なチームワークと努力が必要でした。薪を焚き付け、火を調節し、食材を洗って切り、煮込み、皿や調理器具を洗う・・・これを全部成し得たのは偏にチームワークのお蔭...すなわち異なる文化的背景を持つ個人個人の相互理解と調和に係っているのです。性別、年齢、国籍など多様な人々がチームを組んで骨の折れる仕事をやり遂げることで、それぞれが「ミニ多文化共生社会」を経験することができました。

「夏のつどい」の有意義で且つ面白い数々のプログラムを通じて、我々が生きている多文化共生社会の理解を深めることが出来ました。ここで得た知識と経験を将来活用し、より活気のある、調和のとれた、多文化に優しい社会づくりに少しでも寄与できればと思います。

319d.JPG2016731()14:00~16:00 青少年プラザ

講師:小口 聡美さん さいたま市立中学教師  

2014/7~2016/3・ネパール派遣

私は青年海外協力隊として、首都カトマンズの隣に位置するキルティプール市役所一般廃棄物管理課に配属されました。ネパールでの廃棄物管理は埋め立てが一般的です。この市でも、廃棄物は収集車が回収し、30km先の埋め立て処分場に運んでいます。しかし市の予算不足から、ゴミ運搬が難しく、分量の削減が課題となっています。そのため、私は日本での経験を活かし、地元の学校を中心に日本の廃棄物管理の経験を伝えたり、清掃習慣や美化委員会の活動を学校に取り入れたりする活動を始めました。ネパールでは古くから清掃は清掃人カーストの仕事として捉えられており、学校や地域の清掃は清掃業者によって行われていたため、人々の意識を変えるのはとても困難です。プラスチックが生活に入ってきたのは最近ということもあり、ゴミが自然に分解されていた時代の感覚のままで、ゴミのポイ捨てにも抵抗の無い人々がほとんどです。私はまず、生徒向けに授業を行い、教員と協力して週1回の清掃時間の導入や、エコクラブを立ち上げて校内の美化チェックや分別管理を行い、優秀クラスの表彰を行いました。低学年の子供たちは特に習慣を身につけるのが早く、声を掛け合ってポイ捨てを防いだり、分別の浸透を促したりしており、早期の習慣形成の重要性を感じました。 

廃棄物管理以外に、子ども会活動にも取り組みました。子ども会活動はネパール政府が推し進めている政319e.JPG策の一つであり、キルティプールでは私と市役所職員であるカウンターパート(仕事上のパートナー)で始めました。各子ども会にとって、活動は月に1度の活動ではありましたが、子どもたちが地元文化について学び、年長の子どもが年少の子どもと協力しあい、イベントを成功させていくのを手助けで きたのは、とても嬉しかったです。現在ネパールでも、スマホのゲームに熱中して部屋から出てこない子どもを年配の人々は心配しており、そんな住民の方からの理解と応援をもらえたのも、私にとって大きなやりがいでした。 

ネパールは1日に13時間停電する日があり、水道も週に1度しか来ません。そんな中で人々は工夫しつつ、不便ながらも楽しく生活しています。2015年4月25日ネパールでは大地震が起きました。電気も水も物流も止まり、どうなるか分からない状況においても人々は「何とかなるよ、大丈夫」と私にお茶や食事をふるまってくれました。普段であればイライラさせられることもある根拠のない楽観さですが、そのおかげで私は地震後も不安を募らせることがなくいられたのだと思います。普段からいつも街を歩くと人々は「どこに行くの?」「座っておしゃべりしようよ。」「お茶を飲みにおいで。」と声をかけ、気にかけてくれます。日本に帰ってみて、日本の人々はよく働く半面、余裕のない生活をしているのではないかと心配になります。 ネパールは多言語、他民族の文化的多様性に富んだ国です。まだまだ経済的に貧しかったり、カースト制度が残っていたり、課題も多くありますが、この度私の大好きなネパールについて皆さまと共有し話すことができ、嬉しく思います。お伝えできたこと以外にもネパールは様々な魅力に溢れています。今後もネパールについて関心を抱いていただけると幸いです。

付記:講師の小口聡美さん(元青年会員)は、夏のつどい、被災地支援、文化講座通訳等でご活躍。今回は青年たちの勉強会で、貴重な体験を、お話ししてくださいました。

2016710() 1100~1700319f.JPG

めぐろパーシモンホール、公園ひろば

大ホールでは、まず数名のコスモスの子供たちが入場し、ほたるのように光るものが入った風船を見つけ、みんなでほたる祭りに行こうという主旨の寸劇で始まった。今年も宮下副会長の指揮、ピアノ伴奏により、全員が浴衣姿で「ほたる」「七夕」「マンドロマンボ」「僕のミックスジュース」「勇気があれば」の5曲を披露。凝った趣向とバラエティに富んだ歌で観衆を魅了した。一方、公園ひろばの目黒ユ協インドネシア料理のブースでは、インドネシアボランティアによるインドネシアやきそば・焼き鳥の販売。唯一のエスニック料理で大変な賑わいであった。

人気のホタルは、時間を区切った整理券の発行により2千人が整然と観賞できた。      

 広報 山本 一雄

319g.JPG講師:朴 輪貞(パク ユンジョン)先生

金曜日 18:40~20:10 /月3回 上目黒住区センター

私たちの教室では、最初の30分ぐらいは、各人のできごとなどを韓国語で話します。それに朴先生が質問したり、言葉の誤りなどを訂正したりし、皆が韓国語モードになってから、教科書に入ります。今期始めに、ある会員より「街に出て韓国語を話してみたい」と提案がありました。先生から「見物ができ、健康にもいいですね。行きましょう。」とご返事があり、自由参加でわが町目黒区探訪となりました。7月16日(土)、不動前駅11時半スタート。人数はこぢんまりと6名。案内は地元会員のW氏。まずは林試の森公園へ。319h.JPG(写真) 参加者は「天気がいいですね。ここは涼しいですね。」と冷や汗をふきふき先生に韓国語で話しかけます。「先生、鰻はお好きですか、老舗があるんですよ。」 老舗でお昼にしたかったのですが、行列ができていたので、スルー。次の目黒不動尊へ。立て札を訳します。「808年円仁が創建し・・・」(うーん、疲れる) 先生は狛犬に興味をお示しでした。甘藷先生、青木昆陽のお墓もみました。お腹がすいたな。五百羅漢寺にちょうどお店がありました。和食弁当を食べてから見学。このお寺は、江戸の頃は江東区にあったそうで、庶民のピクニック用のお寺という印象でした。今日の見学はこれで終了。K氏は、海外勤務の経験も豊富。ぱっと韓国語が出ます。先生は頭脳明晰。すぐ理解され、直していただけます。大方日本語の私は、見習わなければと反省しきりの日となりました。          

世話人 中村 正

319i.JPG目黒区では、小・中学生を対象に、平和の尊さについて考え、学ぶ機会を提供するため、毎年85日から7日に「平和の特派員」として広島市へ派遣する事業を行っています。

目黒ユネスコ協会からの千羽鶴は、児童館、福祉工房、高齢者施設等利用者のみなさんの物と一緒に、子供たちの手で平和記念公園の「原爆の子の像」へ、平和への祈りを込めて供えられました.           

to Page Top