会報 SHORT-NEWS[2017年9月号 # 327 一覧]

2017年8月10日(木)~12日(土)国立中央青少年交流の家(御殿場) 参加:37名(10か国)

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この度、日本語教室に通う私の妻、Gwen Catley(米国)と共に「青少年夏のつどい2017」に参加致しました。思えば数十年前、私が大学生の時、いくつかの国際交流のイベントに参加し、また大学で国際理解講座を受講しました。それから社会人となり、このユネスコのイベントは大学卒業後、国際理解・国際交流をするにあたり、私にとって改めて多くの気づきを与えてくれました。
 3日間に亘ったプログラムは、日本人をはじめ、多数の外国人と共に時間を過ごしました。初日はお互いの自己紹介からはじまり、夕飯は飯盒炊爨で全員カレーを作って食べ、その夜には更にお互いを知る為に教室の壇上で1人ひとり自己紹介(簡単なプレゼン形式)を行いました。
翌日は、初日の自己紹介から更に相手を知る為に、偏愛マップを各々が紹介しました(自己紹介の応用編です)。これは自分自身が好きなことを1枚の紙に絵や言葉を描き、それをグループ内で発表するものです。

例えば旅行が好きな私は、行った場所や国・これから行ってみたい地域などを記載して紹介することで、相手に自分を知ってもらい、また多くの方々と共通点の発見や好奇心を持ってもらうことも目的でした。更には価値観をテーマとした深いディスカッションを行いました。世代により考え方が大きく異なる反面、私にとって学生時代と社会人とで価値観が大きく変わっていたことが大きな発見でした。
最終日は2日間のまとめです。各々が感じたこと・学んだことをグループ内で発表し合いました。
この3日間を通じて不思議な程、新鮮な気持ちとなりました。ユネスコのスタッフやボランティアの方々をはじめ、参加された小学生から大学生、大人まで、また多数の国籍の方々と幅広く交流出来ました。国際交流と国際理解の面白さ、並びに文化、習慣や言葉の壁を超えた貴重な時間を過ごしたことと最後が全員笑顔になっていたのが今でも忘れられません。

                  
伊藤 貴至(日本/一般参加)

2017年7月15日(土)・16日(日) 仙台国際センター327-2.JPGのサムネイル画像

1947年、世界最初のユネスコ協会を誕生させた宮城県仙台市で本年度の全国大会は、開催された。大会テーマは、「発祥の地 仙台から世界へーUNESCO憲章の精神を世界にー」。これまでの民間ユネスコ運動を振り返ると共に、次世代へユネスコ憲章の理念、平和の心を伝えていく事を確認する大きな意義を持つ大会で、国内外から1000名以上の参加者が集まった。目黒ユ協からも7名が参加した。
 開会式の後は、ノーベル平和賞を受賞したラジェンドラ・クマール・パチャウリ氏(写真上)の特別講演「気候変動に挑戦する知と勇気をもつ若者を育てよう」。科学的に明らかになった気候変動の現状を理解し、早急に解決に向けて行動することが地球社会の平和を実現するための唯一の方法だと強調した。その後は、仙台ユネスコ青年部作成のプログラムで目黒ユ協の青年部の姿も映し出された。次に、宮城、福島の高校生4名がそれぞれに課題意識をもって活動してきた実践報告があり、パネルディスカッションが行われた。一日目の最後は、「青年部による仙台宣言」で民間運動を引き継いでゆく決意が述べられた。
 大会二日目は、桑山紀彦氏による講演「地球のステージ」。大画面に映し出された映像と生演奏そして語りは、感動的であった。その後は、環境・防災・文化の実践者3名によるパネルディスカッションが行われ、ここでも未来に羽ばたく若い世代へのメッセージが織り込まれていた。そして、これからの活動を見据えた「民間ユネスコ運動70周年ビジョン」(下記参照)が発表された。最後にUNESCO平和芸術家二村英仁氏のヴァイオリン演奏が行われ大会は終了となった。今後の活動への示唆に富んだ有意義な二日間であった。

理事 久富美智子


民間ユネスコ運動70周年 ビジョンとミッションと重点目標327-3.JPGのサムネイル画像

国連は世界の混迷と様々な問題の解決を目指し、2015年9月に「2030アジェンダ 持続可能な開発目標 Sustainable Development Goals (以下SDGs)」を採択した。SDGsは広い視野と未来志向を特徴とし、平和なくして持続可能な社会の実現はないという基本理念のもと17分野169の活動目標を掲げている。
このSDGsを踏まえて、日本ユネスコ協会連盟理事 名取亮介さんは民間ユネスコ運動70周年の10年間の運動方針ビジョンとミッションの背景を国連の動きに関連づけて説明された。
発表されたビジョン、ミッション、重点目標は下記の通り。

広報 石塚 英子

ビジョン [指針と展望]
Peace for Tomorrow 広げよう平和の心

ミッション [使命と責務]
1 平和な世界の構築
2 持続可能な社会の推進

重点目標
1 ユネスコ理念や活動の普及による平和な社会の実現
2 持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development略称ESD)の推進
3 草の根の学びの支援による「誰も置き去りにしない」社会造り
4 未来遺産・世界遺産の保全・普及、減災教育による生き生きした地域社会の構築
5 自然災害発生後の教育支援

2017年7月9日11:00~17:00 めぐろパーシモンホール

327-4.jpgのサムネイル画像今年も皆が楽しみにしているほたる祭りが沢山の地域の方々の協力により盛大に開催されました。ジュニアクラブコスモスもお祭りを盛り上げるべく大ホールのステージで活躍しました。5月からコスモスの練習に参加してくれていたトーゴ共和国出身の小さなお友達、ブライツ君とデビちゃん兄妹も一緒に出演してくれました。1曲目は七夕の歌、皆が願い事を書いた短冊を飾った大きな笹の枝を舞台に飾り華を添えました。2曲目はホタルこい。舞台の笹の枝に可愛いホタルが登場し会場を楽しませてくれました。3曲目から6曲目は汽車ポッポや七つの子などお馴染みの童謡を歌いました。トーゴの二人も覚えたての日本語で一生懸命歌い上げ、手話を交えた曲にも果敢に挑戦し、見事に披露してくれました。
言葉の通じない子供同士、練習の時も最初はお互いによそよそしく、周りのおとなは心配してみていましたが、お休み時間には一緒に遊び、最後は一緒に走り回ってすっかり打ち解けていました。ほたる祭りを皆で楽しみ盛り上げることができ、大満足の経験ができました。

コスモス保護者A,F

2017年8月6日9:30~      327-5a.JPGのサムネイル画像
目黒区民センターホール
打鐘:区民センター公園内鐘楼
主催:目黒区

1945年広島原爆投下から72年、今日も晴れて暑くなった。
 献花の後、小学生が作った「平和祈念標語」の優秀者が表彰された。その後、昨年、広島派遣事業に参加した小中学生の「平和の特派員」体験報告と続いた。
戦争を知らない世代が国民の大半を占める現在であるが、このような若い人達の平和を願う心こそが、戦争のない世界を作るはずだ。各々の考える「平和への道」の言葉に明るい未来を感じた。
327-5b.JPGのサムネイル画像正午、ホールの外に出て、公園内の「平和の鐘」の打鍾を皆で行った。夏の空に響いたのは、力強い音色だった。

広報 清水 敦子

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