めぐろUNESCO YOUTH TIMES[2015.8 一覧]

【気仙沼】        青年会員  松尾 俊吾
今回6/19?6/21、深夜バスを利用して0泊3日で目黒区の友好都市である宮城県の気仙沼市に訪れました。個人的に2年前にも訪れたこともあり、復興がどのくらい進んでいるのかなと思い、いざ現地に着くと正直な所何も変わっていませんでした。仮設住宅に住む人もまだまだ多く、現地の人曰く全員が仮設住宅を出て公営住宅や一軒家に移るまでにあと3?5年もかかるといわれています。また東京五輪の開催もあるためもっと遅れるのではないかとも言われています。
その後気仙沼高校の生徒たちと交流会を行い、皆の将来の夢などについて話し合うことが出来ました。皆3.11によって夢が変わっており、震災の影響力を強く感じました。今回の現地訪問に3.11当時、小学校の校長先生である小野寺先生をはじめ多くの気仙沼の方々に温かく迎え入れてもらい今回の活動を支えて頂きました。この活動の目的として私達は被災地について何も知らず、まずは"知る"事。その先に"繋がり"があるのではないか。そしてここで生まれた繋がりを"継続"した活動によりどんどん大きくし、ユネスコに限らず多くの人を巻き込み、復興の力になれたらなと思います。

【ほたるまつり】           濱野ひかり
7/12に目黒パーシモンホールでほたるまつりがありました!私たち青年部はキャンディーレイを作って販売を行いました。また、インドネシアのブースで、インドネシアの郷土料理のミーゴレンとアボカドジュースの販売のお手伝いもしました。私たちもミーゴレンとアボカドジュースを食べたのですがとても美味しかったです!!コスモスのみんなの合唱の発表もあり、見に行きましたがとても上手でした♪最後にほたるを見たりなどと活動のほかにも自分たちがほたるまつりを楽しむことが出来てとてもよかったです。

【 夏の集い 】           宮崎元規
今回の夏の集いには留学生を含む約40名の参加者が募りました。当日の御殿場の気候は雨が降ったり晴れたりなど不安定な天気が続きましたが、行程が大きく崩れることはなく無事夏の集いを終えることができました。では1日目から順を追って報告していきます。
 1日目は大きなイベントとしてはハイキングと飯盒炊爨、そしてオリエンテーションの三つでした。ハイキングは、天気が回復に向かっていたので富士山に向かいました。しかし富士山五合目の気候は霧がすごく、雨も降っていたためハイキングは中止にして、バスの周りを少し散策する程度にしました。雨が嫌な人はバスで待機という形をとりました。それでも子供たちは元気で、ほとんど雨の中を楽しそうに散策していました。次に宿に着いてからは飯盒炊爨をしました。現地のスタッフの事前指導をしっかり聞いて、安全に怪我なく最後までカレーを作ることができました。最初は、片付けは時間内に終わらないと予想して青年スタッフでやる予定だったのですが、全員の協力もあって時間内に終わることができました。これにはスタッフも驚きました。そのあとは夜のオリエンテーションです。留学生や外国の参加者の国の国旗紹介や、アイスブレイキングをしました。初日ということもあってお互いのことを知る大事な機会だったと思います。
 二日目はまず鈴木先生に講演会をしていただきました。子供達には少し難しい内容だったのか、ほとんどの子供たちは集中して聞くのは難しかったようです。大学生でも聞きごたえがあったと思います。そのあとはワークショップをしました。当初ルールが難しいと思われたのですが、実際にやってみると子供達はとても興味を持って取り組んでおり、それぞれ何かを感じ取っていました。そのあとレクをし、夜はキャンプファイヤーを行い各国の文化紹介や花火など楽しみました。
 三日目は、前日のワークショップのディスカッションを行い、各班の意見をシェアしました。 全体を通していくつかスタッフの反省点はあるものの、無事終了して、良かったと思います。

【夏のつどい】                        小田島 徹
今回の夏の集いで私は予定になくスタッフとして参加したのですが、前回の反省を踏まえ、怪我ゼロを目標に掲げて参加しました。
 多少トラブルはありつつも、概ねスケジュール通り進み、子どもたちも大満足の様子でありました。
 ここで私が感じたのは、この子どもたちの笑顔が戦争をなくす、「心に平和の砦を築く」ことでは無いかと思いました。私自身大人と呼ばれる年齢に達して、平和になるにはどうすればいいか逡巡することも少なくありません。しかし、そんな大人の考えることを一瞬で吹き飛ばしてしまうほどの威力が子どもの笑顔にはあるのです。大人たちが難しい顔をして考えるよりもシンプルに、世界中の子どもたちが楽しむことができれば平和になるのではないでしょうか。なぜならこれからの未来を担うのは子どもなのだから。
 この考えに行き着いた私は、夏の集いのあり方とは、子どもたちに笑顔にできるアクティビティや、ひと夏の体験ができる場にしてあげることであると思い、あとは子どもたちに託すこと。この夏の集いが良い思い出として残っていれば、夏の集いの意味を感じることができるのではないかと考えることができました。


「平和の概念の展開とESD」 講師:鈴木佑司氏 法政大学特任教授・日本ユネスコ協会連盟副理事長

 今年の夏の集いは、鈴木佑司先生にお越しいただきました。法政大学法学部国際政治学科の元教授であり、専門はASEAN諸国の強権体制の比較研究をはじめ、東南アジアの政治と社会の理論的分析です。
 先生は、主にユネスコの活動理念や存在意義をご自身の実体験を含めて、具体的にお話しくださいました。ユネスコ創立70周年、且つ、戦後70周年でもある今年の夏の集いの講義の冒頭では、「なぜ人は争うのか」について、私たちは学ぶこととなりました。まずは、個人レベルでの争い事。そして関係者も少しずつ代わり国家レベルでの争いへと発展していきます。国家は個人の集合体でもあるため、個人レベルでの争い要因は国家レベルになっても不変のものもあります。それが文化の違いによる相互不信です。そこで、私たちはユネスコ憲章に記載されている相互理解というキーワードの重要性に気づきます。そして、それは個人レベルからのアプローチも可能だと学習しました。最後に鈴木先生は相互理解のために行われているユネスコの小さくても丁寧な活動の大切さについて、私たちに教えてくださいました。
 参加してくれた小学生には少し難しい講義とはなりましたが、目黒ユネスコ協会青年部としては、ユネスコについての漠然としたイメージがクリアになった様に思えます。今後のユネスコ活動に活かせるように努めていく所存です。             

青年会員 宮崎 元規

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