外国人のための日本語教室

目黒区と共催のユネスコ日本語教室は“平和を求めるユネスコ精神の普及”を大きな柱としています。研修を受けた会員による、レベル別グループレッスン(約1年半)で日常生活に必要な日本語の基礎が身につきます。この活動が友好の懸け橋となることを心から願っています。


目黒ユネスコ日本語教室では、今学期も160名40ヵ国を超える学習者が熱心に勉強しています。入門クラスから始め、コツコツと3・4年通って中級を卒業する人、中級や漢字クラスに何年も通い続ける人、途切れ途切れに思い出したようにまた来てくれる人など、心に残る学習者がたくさんいます。 この教室の特色は何といっても、学習者の国籍が多様なことでしょう。今期朝コースAクラス(入門クラス)を見ても、登録15名の国籍は14ヵ国で、中米、北米、豪州、アフリカ、欧州、中東、アジアと世界中の国々から集まっています。その国籍も年齢もバラバラの人たちが一つ教室で一緒に、初めて日本語を勉強するのですから、教える方は大変です。皆の集中力を維持しながら、楽しく勉強してもらうには、写真を使ったりクイズをしたり、工夫が必要です。質問しても、自信なさげに小さな声で答える人が多いのですが、二人一組に分かれての会話練習になると、とたんに皆元気になり、大きな声で、ちゃんと日本語で会話しています。皆の前では声が小さくなってしまうのは、日本人だけではないようです。

休憩時間には賑やかに英語が飛び交います。「〇〇のタコスは本場ものだ。おいしいよ。」「腰痛には△△がよく効くらしい。」など楽しそうに情報交換をしています。クラスが終わると連れだってランチに行く人もいます。バックグラウンドは違っても、異国で暮らす不安や悩みは共通のものがあるのでしょう、クラスメートとは、皆すぐに打ち解け仲良くなります。

日本語教室では日本語を教え、日本文化を知ってもらうだけではなく、様々な国の人たちが親しくなり、お互いの文化を理解し合うことも目指しています。そこから平和への一歩が始まると思うからです。私たちスタッフは、少しでもそのお手伝いができたらと願っています。 

 


2017年3月に行われて好評だった和太鼓ワークショップを再び開催した。人数の関係で、グループを2つに分けて実施。最初のグループは和太鼓についての簡単な説明の後、軽い準備運動をして、早速バチを持って体験開始。体を伸ばしてから振り下ろすなど身体全体を使って叩く事、姿勢や動作の美しさ、掛け声も演奏の一部である事、など大事なポイントを教えてもらう。講師の浅野町子さんが「これは日本の伝統的なリズムです」と言いながら「どどんこどん」と叩いた時にFMの目が輝いたのが印象的だった。前半は鏡の前で練習、後半は円になって参加者が一体感を感じながら演奏した。2回目のグループは参加者を半分に分けて違うリズムを叩く事にも挑戦。最初はバラバラだったが、何度も練習すると息が合ってきて、見事な演奏! 天然の素材で作られた伝統工芸品である和太鼓に触れ、汗びっしょりながらも「楽しかった」と笑顔だったFM。日本文化を体験する貴重な機会となった。 

 

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