- 主催:目黒区教育委員会
- 主管:NPO法人目黒ユネスコ協会
- 2013年1月14日(月/祝) 10:45〜18:00
- 参加者:79名(日本人52名、フレンドシップメンバー/FM 27名)
今年度2回目の交流ひろばは、両国でチャンコ鍋の昼食、江戸東京博物館にて特別展見学後、大相撲観戦という企画。大変好評で、60名の定員に200名を超える応募があった。できるだけ大勢の方に参加頂こうと、精一杯枠を広げ、急遽更に20名の方にご参加いただくことにした。それでも多くの方にお断り申し上げざるを得なかったのは、心苦しい限りであった。
当日朝のみぞれが、中目黒舟入場から観光バスで出発する頃には、うっすらと積もり始め、東京には珍しい雪景色はなかなかの風情。南国出身のFMは、大喜びで写真を撮っていた。
両国のチャンコ料理屋では、おいしい鍋料理を囲んで英語と日本語が飛び交う。店の中央の本物の土俵は流れる相撲甚句と共に相撲観戦への期待を掻き立てる。
食後はまず博物館へ。尾張徳川家ゆかりの品々は、至宝と言うに相応しい道具や絵巻が揃っており、保存状態も良く、さすが御三家筆頭の格式を感じさせる。江戸文化に浸って博物館から出ると、なんと雪のためJRが止まっているというアナウンス。帰りを心配して、この時点で散会という声もあったが、ここで慌てても止まっているものは仕方がない、と腹をくくってそのまま国技館へと向かう。
一歩国技館に入ると、多くの観客の熱気で外の雪とはまるで別世界。2階席の我々も、力相撲には思わず土俵に引き込まれ、全館が一体となって声援を送る。やはりテレビで見るのとは全く迫力が違う。FMたちは言葉もなく見入っていた。さすがに帰りの足を心配して、途中で帰る人もいたが、多くの参加者が最後の弓取り式まで存分に楽しんだ。思わぬ大雪でJRが止まるというハプニングに見舞われたが、盛りだくさんの内容で、皆様に満足頂けたのではないだろうか。後日FMに聞いてみたら、5月の夏場所も是非見に行きたいと言っていた。いささかでも日本文化紹介と国際交流に貢献できたとしたら、幸いである。
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