新年度を迎えるにあたって、目黒ユネスコ協会会員の皆さまに一言ご挨拶を申し上げます。私どもの活動は、目黒区からの受託事業を中心に円滑に実施されているように見えます。語学研修や交流活動には多くの目黒区民や、区内在住の外国籍の方々が参加してくださっています。
3月には外務省およびユネスコが実施した東日本大震災の被災地と諸外国の高校生との絆を深める事業の一環として、カナダ・バンクーバー市の高校生25人を区内のトキワ松学園高等学校および都立国際高校の生徒さんのご家庭にホームステイをお願いし、多くのホームぺアレンツから目黒ユネスコ協会の活躍に賛辞を頂戴しました。
しかし、私たちは目黒ユ協の現状と将来に危機感を覚えないわけにはいきません。私たちは過去何十年もの間引き継いできた目黒ユ協の諸活動を、さらに次世代に引き継いで行く責任を負っています。そのためには、もっと多くの若い会員が必要です。青年会員たちは現在、実に多様な活動をしてくれていますが、限られた数の人たちに負担が集中していることは否めません。もっともこのことは私たちの活動全般にもいえることで、特定の会員に日常的な業務が集中してしまっています。
業務分担を平準化させるために、時間やエネルギーを多少なりとも割いてくださる方を求めております。いうまでもなく、私たちの活動はボランタリー精神に基づいて行われています。目黒ユネスコ協会の日常を通じて、きっと何か新しい楽しみや、遣り甲斐を見つけていただけるものと確信しています。
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