2013年7月6日(土)14:00-15:30 目黒区立緑ヶ丘小学校 主催:
講師:古川 和氏 NPO法人体験型科学教育研究所 理事
東工大サイエンステクノ
参加:小学生・保護者 34名
今回は夏休み前にふさわしいテーマだった。先生は3個のプラカップを見せた。1つには校庭のビオトープ池にいたメダカ、2つ目には透き通った水、3つ目は緑色の水が入れられていた。「この中に何かいますか?」生徒は、「小さな生き物がいる」と答える。透明なのは水道水だったが、緑色は何か小さなものがうごめいていると騒ぐ。
1mm以下の生き物とはどんなものだろうか?
そこで、先生からミッション「メダカの餌、ミジンコをさがそう!」が与えられる。まず、茶漉しやネット、弁当用ソース入れなど用意された身近なもので採取道具を手作りする。池に向かい水を採取。教室に戻り顕微鏡を操作し見てみる。見本の顕微鏡でもミジンコ、緑虫、ボルボックスを皆で見る。「いたいた、ミジンコはカブトムシみたい!心臓がパクパクしている。」「緑虫は何千匹も!アニメの世界?」デジカメで顕微鏡内をうまく撮った保護者もおり、親子共々ミクロの世界を楽しんだ。
最後に、水の中の小さな生き物には、動物系と植物系があり、中間の緑虫(ユーグレナ)は人間に必要な栄養素すべてを持ち、世界の飢餓を救うとも言われていると学ぶ。子供達は複雑な表情で配られた緑虫クッキーを試食していた。
広報 篠田啓子
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