NPO法人目黒ユネスコ協会 会長 相 良 憲 昭
全国大会が無事終了しました。一般会員・青年会員からフレンドシップ・メンバー、合唱団コスモスの年少者たちと保護者の方々に至るまで、目黒ユネスコ協会の皆さんは、それぞれのお立場で全力を発揮してくださいました。心からのお礼とお祝いをお伝えしたいと思います。目黒区の行政担当者、協賛に応じてくださった区内の企業や団体も忘れることができません。さらに、呼びかけに応じて一緒に働いてくださった都ユ連の皆さまにも感謝・感謝です。
いささかのためらいを覚えつつこの大会の主催を引き受けましたが、大震災以降の活動において、被災地支援を大きな柱の一つとしている目黒ユ協にとって、「東日本大震災から2年半・・・」を標榜している大会を看過することはできませんでした。さらに近年の全国大会が、各地ユ協の会員の高齢化や減少傾向を反映してマンネリ化しているのではないかという印象のもとに、全国大会に新しい血を呼び込みたいという気持ちもありました。
このような私たちの問題意識に見事に応えてくれたのが、青年会員であり、コスモスの子どもたちでした。活動報告者に選ばれた目黒ユ協の青年部は、高校生や大学生たちだけでなく幼稚園児まで動員して、震災地支援の現状をユーモアを交えて報告してくれました。そして、最大のヤマ場は大合唱「花は咲く」です。広い舞台に溢れるように並んだ出演者たちは、文字通り老若男女、日本人・外国人を問わず心を一つにして、そしてある者は涙を浮かべながら歌ってくれ、客席の参加者たちに大きな感動を呼び起こしました?。
?これまでの全国大会で、これほど多くの青少年が活躍したことはなかったと思います。その意味でも、この大会を引き受けたことの価値は小さくありません。そして、実に多くの方から賛辞を頂戴しました。その中には松浦前ユネスコ事務局長や、陶(タオ)世界ユネスコ協会・クラブ連盟副会長などがおられました。
この全国大会を通じて、目黒ユ協の会員の間にも新たな絆が生まれたことを確信しています。ありがとうございました。
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