2月7日~3月21日毎金曜
緑が丘文化会館
講師:由水直樹氏
(ガラス工芸家)
ガラス工芸というと窯で溶かされたガラスを筒で吹いて作ることを思い浮かべると思うが、今回の「古代技法」はその技術が生まれる前の技法(紀元前15世紀ごろ発明)で、粘土で原型を作り、耐火石膏で型取りをして、ガラスの粉や粒を詰めて電気炉で焼成した後、ヤスリなどを使って加工して仕上げる技法だ。今回、この教室にあたって由水先生は、ユネスコの美術教室の趣旨をよく理解され、受講者の作品作りもさておき、ガラスの歴史、文化についてとても詳しく資料を作成、折々にお話しいただいた。教室は5回と短い時間だったが内容は濃く、又、助手の方も手際よく至れり尽くせり。皆さん童心に帰って楽しい作品つくりが出来たようだ。
美術教室担当 望月 昇
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