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第70回日本ユネスコ運動全国大会in知床

大会テーマ:持続可能な社会の構築をめざして

~知床に集おう!ユネスコの英知~

2014年6月7日(土)~8日(日)

このたびの知床大会には、従来とは違った期待を持って参加した。韓国の李氏と再会できるか否か、また道東地方は私にとって、殆んど無知と言える地域だったからである。大会に出席して驚いたことに、なんと韓国からは李氏他30名を超える参加者があった。昨今の政治情勢から、心中若干の危惧を抱いていたことが解消したのは、望外の喜びであった。

 李氏はスピーチで昨今の日韓間の緊張に触れ、「日中韓の文化の根源には、漢字という共通のものが存在する。文字に含まれる意味を理解し合うことが出来るもとは、と言えば、韓国人は中国に、日本人は韓国に先祖の源があり、相互に理解しやすい境遇にある。ユネスコ憲章には、戦争は人の心の中で生まれる、とあるが、政治家の思惑は論外として、ユネスコはユネスコとして、憲章の精神を大事に努力することが、平和永続のために重要である」と述べられた。

 大会開会にあたって松田日ユ協連会長は、講話で「"人類とは争いごとから離れ難いもの"と云ってしまえばそれまでだが、それではいけない。今年は全ユネスコ協会で平和の鐘を鳴らそう。平和活動は、難しいことを論ずるより、平和を希求するかたちを皆で表すことが大事である。そしてたくましい若者を育成し、次世代を鍛えなくてはならない」と強調されていた。

 ユネスコスクール若者のつどいでは、斜里・清里・羅臼・標津 各高校の、厳しい自然環境下にあっての活発な活動に感銘を覚えた。

明年の大会は世界遺産がからむ和歌山である。

理事 斎藤 孝



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