【交流会報告】 2014年9月13日 区庁舎レストラン
目黒ユネスコ協会青年会員は、被災地支援活動として、目黒区の友好都市である、宮城県気仙沼市の小学校と交流を行っています。今年度は新城小学校の子どもたちを、9/14に行われる目黒SUN祭りで伝統舞踊を披露してもらうために招待しました。
SUN祭り前日の夜に目黒区役所の一室を借りて、気仙沼の皆さまと交流会を行いました。そこには目黒区長、教育長、区関係者、当協会会長、副会長、青年会員などが、参加して、盛大に交流する事が出来ました。交流会では、気仙沼の復興現状報告をして頂きました。震災から3年以上たった今も復興は終わらず震災前とは程遠い事を改めて強く感じました。
その後、県に無形民俗文化財として指定されていて翌日の目黒SUN祭りで踊ることになっている伝統舞踊「廿一田植踊」を披露して頂きました。気仙沼の子供たちも大人の方々に混じり舞う姿はとてもかっこよく、SUN祭り当日も迫力のある舞踊で多くの観客を魅了していました。また目黒区にある鉄道模型で有名な「ナイアガラ」店の美味しいカレーと、駅長(店長)さんの明るい人柄で、楽しい雰囲気のなか交流会を行うことが出来ました。青年部で考案したゲームで気仙沼の子供たちと楽しく交流が出来てとても良かったです。この2日間の関係で終わりでなくこれからもずっと交流し続けたいです。この様な活動は周りの支えあってこそだと感謝しながら、震災復興のために自分達に何が出来るのかを考えこれからの活動に取り組みたいです。
青年会員 松尾 俊吾
【SUN祭り】 2014年9月14日 区民センター
9 月14日に開催されたSUN祭りで、今年も目黒ユネスコはバザーを行いました。今回は何を売ろうかと考えていたところ、「青年のみんなで作れるものがいいよね!」の一言から始まり、ミサンガをはじめとした手作りの商品を売りました。準備では、ミサンガを編んだことのない青年たちも一生懸命作業をし、たくさんのミサンガとキャンディレイを作ることができました。当日は、ミサンガの編み方をその場で教えるブースを設け、青年が子どもたちに優しく楽しく教えている姿はとてもほほえましかったです。私も実際に子どもたちに教えたのですが、子どもたちが編むことにだんだんと慣れていき、最後は笑顔になるので、私まで笑顔になりとても素敵な時間を過ごすことができました。元気な呼びかけのかいもあり、たくさんの方に手にとっていただき、ミサンガをはじめ、多くの商品を売ることができ本当に感謝しています。ありがとうございました。反省点はもちろんありますが、そればかりに目を奪われずによかった点も次に生かせるよう、これからも活動していきたいです。
青年会員 三浦 萌
【支援委員会より】
この度は気仙沼市立新城小学校の児童並び、保存会のみなさまをSUNまつりに招聘するにあたり、多くの方々から、寄付金、また温かいお気持ちを頂戴し、本当に心より感謝しております。
子供たち並びに気仙沼からいらした方々も、東京の多くの人たちに踊りを見ていただいたことにより、さらに地域のために伝統芸能を持続していかねばならない、と思われたそうです。目黒ユネスコ協会だけではなかなかできないことですが、みなさまのご協力により支援することができました。これからもできる限りこの活動を続けて行きたいと思います。ありがとうございました。
副会長 宮下 晶子
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