2014年11月9日、12月14日、21日、1月18日(日)全4回 14:00~15:30
区総合庁舎 はぎの間
伝統文化親子教室は、草月流よりモランジュ真紀子先生、大泉麗仁先生をお迎えし、華道教室が始まった。
1回目は花ばさみの持ち方や、水切り、枝の長さの決め方(真・副・控)など、いけばなの基本を学ぶ。
この日のため長野から運ばれた白樺にドリルで穴を開け、
思い思いに飾りつける。
試行錯誤を重ね出来上がった作品は、
デコレーションケーキのような可愛らしいものから
ワイルドなクリスマスツリーといったものまで、個性が溢れている。
松葉に南天の実を刺す子供、中国の正月を表現する為、持っていた乾燥ナツメを飾り付けるフレンドシップメンバーなど、参加者の手法と作風は様々だ。
モランジュ先生は、「子供の発想というのは、大人には考えつかないことがたくさんある。1回目は堅かった子供たちが、2回目、3回目と回を重ねるごとに、自由に個性のあるお花をいけているようでとても嬉しいです。」とおっしゃっている。
「次回は何をやるんですか?」「次も楽しみにしています」と先生に話かける子供達からは、お花に興味を持ち、いけばなを楽しんでいる様子がうかがえる。今回の華道教室は、花に触れ、季節を感じ、行事を楽しみ、感性を磨く絶好の場となったに違いない。茶道、華道と続いたこの教室が、日本の伝統文化を受け継いでいく一助となることを願っている。
会員 井上 奈奈
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