主催:目黒区教育委員会 主管:NPO法人目黒ユネスコ協会
2015年2月22日(日) 青少年プラザ
指導:東京工業大学サイエンステクノ 参加:小学生・保護者 35名
望月副会長の挨拶後、軽快な音楽と共に「たくや君は見た!」光のショーが開幕された。大学生のたくや君役が進行を、博士役が実験マジックショーを行う。
ショーは3つに構成されている。
1:魔法の液に試験管を沈ませると消えてしまうというもの。2:中心に壁にみえる部分の仕掛けのあるブラックボックスにピンポン玉を入れるとどうなるか?との実験。実は光の壁であるが、子供達は「壁を切れば通り抜けて落ちる」と予想外の答えをだす。拍手や大きな声でカウントダウンを掛けながらショーは進行して行く。3:懐中電灯やCDの虹色面を利用し「光の3原則」の実験。暗い中を煌めく虹色が映し出された。光には方向や波長があり、偏光板を通すと分解して色の見え方が変えられる。また、太陽の白い光も雨粒やCD面で分解され虹色に見えるそうだ。
後半の工作では皆で偏光板を利用した万華鏡作りをした。紙の筒、セロテープ、鏡、偏光板2枚で出来上がる。隣の人と交換して美しい色の比べ合いで閉幕となった。
実験ショーも成功し、難解と思われた光の科学も子供達には楽しく理解できたようだ。終了後指導学生からは、「ショーで伝える工夫は結構難しかった」との感想があった。
広報 篠田 啓子
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