2015年5月27日(水)10:00~11:30
伊賀市立崇広中学 修学旅行生19名・引率教諭1名
目黒ユ協 宮下・斉藤副会長他3名 出前授業:柿崎 安里
今回で来訪6回目となる崇広中学生が、朝から元気に到着し、事務局を爽やかな風で満たしてくれた。
宮下副会長の歓迎の挨拶、斉藤副会長の活動紹介後、久富さんの司会で、プログラムが進行した。大学生の柿崎安里さんが、昨秋に参加した内閣府主催の青少年育成国際交流事業のドミニカ共和国スタディツアー報告を出前授業で取り上げた。
「皆さんドミニカ共和国はどの辺にあるかわかりますか?」の質問に「アフリカ」や「アメリカの辺」と答える生徒達。「私も最初はアフリカかな?と思ったけどアメリカでした。」と答える柿崎さん。映像を見ながら、公用語はスペイン語の小さな国。先住民は途絶え、植民地時代のなごりのスペイン系やアフリカ系の人々、そして、6、70年前に日本から移住した日系人などの混血移民の国と説明した。ホームステイ先での様子、地元大学生との国際会議や、地元メディアへの取材参加、政府関係者や地元日系企業への訪問の様子が紹介された。海外へ行く事は色々な新しい体験の機会を持てることと、中学生に勧めた。
生徒からは、「ディスカッションで英語が伝わらなかった場合はどうすればよいのか?」「ユネスコ活動をしていて一番嬉しかったこと良かったことは?」「ボランティアをしていて困った事?」「ボランティアに入った理由?」「ボランティアの活動資金面は?」などの鋭い質問も寄せられ、目黒ユ協のメンバーが随時それに答え、私も予期せぬ質問に冷や汗をかいた。
帰り際、引率の先生より日頃の授業では見られない生き生きした生徒を見る事ができたと感謝された。生徒の心に少しでも今日の記憶が残る事を期待したい。
広報 篠田 啓子
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