主催:NPO法人目黒ユネスコ協会 9親子陶芸1.JPG
後援:目黒区教育委員会
2015年6月20・27日、7月4・11・18日
講師:安原喜孝氏、安原喜彦氏  
場所:紅椿工房  参加:24名

伝統文化親子教室は、昨年の茶道、華道に続いて、今年度は陶芸と華道が行われている。
『自分の作った陶器にお花を生ける』というテーマで、陶芸教室が始まった。
目黒区在住の小学生と保護者が、初めての陶芸に挑戦。 夏休み前の毎週土曜日計5回で土をこね、窯で焼き、釉薬を塗り、また窯で焼き、上塗りする。
講師は筑波大名誉教授の安原喜孝氏とご子息の喜彦氏で、1回目は陶芸の種類や方法の説明、更に少し土に触って、土の感触を掴む。2回目からは、本格的に土をこねる。子供達は粘土をこねること自体に不思議な充実感と興味を持ったようで、とにかくこねる、こねる! 既に自分で描いたデザイン画を持参して、まっすぐにそこに向かう1年生もいた。わずか7歳で、すごい集中力だ。
3回目は各自が最終的な形を仕上げていく。この段階になると、迷っている人はもういない。ほとんどの親子が土と一体になって黙々と作っていく。
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驚いたのは、男の子たちの発想力だ。ひと口に花瓶を作ると言っても、大きく口を開けたジョーズのようなサメを作る子もいれば、ニワトリの花器や、かたつむりの一輪挿し、トナカイ、アヒルなど、豊かな想像力で、ユニークな花瓶を作っていく。
また、お父さんたちはビールのジョッキとしても使える重厚な形の花器に取り組む。
ここで一度素焼きをしてもらい、1週間後に上塗りをして再度窯で焼く。
最終日、美しく上塗りされ、焼きあがった陶器を受け取り、先生から寸評をいただき、丁寧に包まれた作品を持って、満足感いっぱいの顏で帰る子供達。
5週間にわたってみてきた私も子供達から素晴らしいパワーと笑顔の贈り物をもらった。
9月の華道教室に、自分で作った花瓶でお花を生ける様子が目に浮かび、それだけで幸せな気持ちになった。

広報 山田 峰子


[投稿日:
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