2015年9月13日(日)13~16:00
めぐろパーシモンホール小ホール・約300名
秋霖の後、大きな災害をもたらした台風一過、爽やかな秋空を迎え、「ユネスコこどもまつり」が開催され、子供達の笑顔で会場はいっぱいになりました。
このイベントは、近隣の小・中・高・一般の方と外国の方との交流を通し、子供たちを中心に平和について考え、平和の草の根の運動としての場を作ることを目的として企画されました。目黒区内の大使館に出席の依頼をし、少しずつ準備を進める中、不安も多かったのですが、当日の入場者数は300人を超え、青年たちの日本語、英語を交えた司会と進行はのびやかで素晴らしいものでした。
中学生を中心にした弦楽奏のヴィヴァルディの「四季」から始まり、ネパール大使による震災の義援金のお礼を兼ねたお国の歌。青年部の気仙沼支援活動等報告の後、
外国の方たちの「上を向いて歩こう」の歌では自然に手拍子が起こり、歌を助ける会場の合唱に胸が熱くなりました。青年たちによるゲームコーナーでは、初めての人に自己紹介をし、ジャンケンをして、最後は子供、大人、外国人が一つの列になり笑顔に溢れ会場は大変盛り上がりました。
トキワ松学園のマンドリン演奏、日舞、バングラデシュの歌とダンス、津軽三味線と内容は盛り沢山。最後は区生涯学習課長のピアノ伴奏で、地球クラブコスモスのコーラス「SING」にトーゴの迫力あるパーカッションも加わり、
出演者全員参加の盛大なフィナーレとなりました。終演の挨拶の青年達による平和への願いのメッセージは、来年、またその先に繋ぐ確かな想いとしてそこにいたすべての人の胸に届いたのではないでしょうか。
理事 鈴木 純夫
私は目黒ユ協青年部の最年少(高校生)として活動をしてきたため、歳上の先輩方に甘え、自分から自発的に行動することはあまりなかったように思います。しかし、今回はじめて、青年部の代表として、ユネスコこどもまつりの主催に関わり、また、大役である司会をさせていただきました。プログラムの作成などで時間を割くこともありましたが、自分がやりたくてやっていることなので楽しくて仕方ありませんでした。その反面「私にもできるのだろうか」という不安でいっぱいで押し潰されそうになったことも事実です。
本番当日は、沢山のお客様が集まり、大賑わいでした。「みなさんこんにちは」と第一声、すると客席は暖かい雰囲気で私を迎え入れてくれました。とても嬉しく、気持ちが軽くなりました。舞台では、各国の文化をこの目で確かめることが出来ました。また、日本の文化として日本舞踊、津軽三味線の発表もあり、とても中身の濃い文化交流になったと思います。子供達も楽しんで催しを見ていました。ユネスコこどもまつりにおいて最も重要なことは「楽しむこと」であると思います。最後に参加者全員で歌ったSING。大人からこどもまで分け隔てなく、大きな口を開け、笑顔で歌っていました。終演後は、参加者の皆様に「本当に楽しかったよ」と声をかけていただき嬉しかったです。楽しむ形での文化交流をこれから増やしていくため、青年部で精一杯活動していきたいと思います。本当にありがとうございました!
青年会員 松永 光以(みい)
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