主催:目黒区教育委員会 主管:NPO法人目黒ユネスコ協会
2015年11月21日(土)14:00~16:00 緑が丘文化会館
講師:藤枝 俊宣氏
早稲田大学理工学術院
先進理工学部生命医科学科 助教
前回に引き続いて緑が丘文化会館で約30名の小中学生対象に開催された。 復習を兼ねての、ナノシート製法・用途などの講義後、待望の実験に入った。
まず、厚さ数十から百ミクロンという薄さにかかわらず、径20mm程度の針金の輪に張った膜が、30gの重さに耐えることを確かめた。会場の実験では、32gという記録をマークし、紙のわずか千分の1ながら予想外の丈夫さを示した。今回はアルミ1円硬貨を用いた。
次にナノシートの電気的伝導(会場ではこの用語はもっと簡略して用いた)を実感した。筋電強度を計測する際のセンサーとして肌に貼ること(これは前回ビデオで紹介された気胸治療によって人体には無害であることは証明済み)。さらに配線が印刷されたナノシートを重ね貼りして回路を構成し、LEDを点灯させて世界一薄いXマスツリーを作り上げた。これには参加者一同大喜びであった。
なお今回はアゼルバイジャン大使館からの見学者があったことを付記する
理事 斎藤 孝
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