2015年9月27日、10月18日、11月8日、11月29日(日曜/13:00~)目黒区立不動小学校
主催:NPO法人目黒ユネスコ協会 後援:目黒区
講師:草月流 モランジェ真紀子先生、大泉麗仁先生
今年度の伝統文化親子教室は、前半陶芸教室に挑戦したが、後半は「自分たちで作った焼き物(花入れ)にお花をいける」を目標に4回の華道教室をおこなった。
講師のモランジュ真紀子先生は昨年に続き2度目のご担当である。再び子どもたちに花を通して、創作の楽しさを体感してほしいと、基礎を踏まえつつも自由な発想を大切に指導されていた。
華道は初めてという子どもたちも保護者と一緒に、生き生きした眼差しで花を見つめ、大胆に花にはさみを入れて作品を仕上げている。先生の最後のちょっとした直しが作品の完成度を一気に上げ、その世界の奥深さを学ぶ。そして静かな教室に歓声が上がった。
今回は先生から教室参加者に、草月流の展覧会(日本橋のデパート)の招待券を多数頂戴した。早速私も床の間にいける清楚な花たちをイメージして会場に出かけてみると、予想に反して大きな木々をふんだんに使った、存在感のある作品群にすっかり感動してしまった。タイトルの「豊饒な花」とは、まさに命の躍動そのものだった。会場で先生に「子どもたちが花をいけるとは?」と伺うと、「創作の可能性を限りなく広げる、その第1歩」とのお答えだった。
また新しい試みとして、目黒ユネスココンサート会場ホワイエで子どもたちの焼き物とそれを使った生け花の作品展をした。音楽会にご来場のお客様にも大変好評だった。
親子で花を愛するこのような活動が、ユネスコの平和への願いに繋がることを期待したい。
広報 斉藤 真澄
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