2015年12月5日(土)11:00~14:30
目黒区立上目黒小学校 調理実習室
トーゴ共和国臨時代表大使夫人による料理講習が行われた。トーゴ共和国大使館とは、昨年9月に実施した「ユネスコこどもまつり」に協力頂いたご縁で、今回も青年部が中心となり企画運営された。
西アフリカの見知らぬ国の料理に興味を持った20数名の参加者は、役割を分担して作業に取り掛かった。素材を前に、どの位の大きさに切る?スパイスの量は?ゆで具合は?等々の質問攻めに大使夫人は大忙し。2時間かけて鶏肉のピーナッツソース「アジンデシ」、牛肉とほうれん草のソースがけ「ボマデッシ」、バナナを揚げた「フライドプランテーン」、トウモロコシ粉で作ったお餅のような「フフ」、少量のピーナッツオイルと玉ねぎの入った炊き込みご飯が出来上がった。
試食会では、ボジョナ臨時代表大使も出席され、『人口は650万人で、40の部族がある。公用語はフランス語。面積は小さいが、高原や山脈、湖や海など自然環境に恵まれ、野生の多様な動植物に出会える』などお国の紹介をされ、また、質問にも気さくに答えてくださった。
肉は茹でて、揚げて、煮込み、ソースは何種類ものスパイスを混ぜ合わせるなど手の込んだ工程で深みのある大変美味しい料理であった。トーゴ共和国の一端に触れ、身近な国に思えてきた。
理事 久富 美智子
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