2016年1月9~11日(土-月) 広島市中区加古町 アステールプラザ
青年の全国大会が広島で開催された。目黒からは青年会員2名(松永光以と入江陸太朗)、北は北海道、南は大分までの青年48名が集い、ユネスコについて、また青年たちのすべきことについて意見が交わされた。自分の活動について見直し、他のユネスコと交流する良い機会となった。
一日目はアイスブレイクで親睦を深めた後、「ユネスコとは」というテーマでユネスコの歴史について学び、平和とは何かというディベートを行った。そして、各々の団体の活動についての報告をした。目黒からは昨年9月に行われた「ユネスコこどもまつり」について紹介し、渋谷等、他の地域のユネスコから是非参加したいと言っていただけた。
二日目は原爆ドームを見学し、改めて原爆の恐ろしさ、戦争における人間たちの狂気を噛みしめた。その際、資料館の理事長から一言だけ伝えられた。「貴方たちは我々の希望です」この言葉は多くの青年の心に響いた。私もまたその一人で、自分に何が出来るか、再考するきっかけとなった。
さらに二日目の夕方は「青年とは」というテーマの下、青年だからこそ出来ることは何か、すべきことは何か、そして、何がしたいのか、各自の意見をまとめていった。片や社会貢献性に惹かれて、片や自己の研鑽を求めて、十人十色であった。しかしどの人もユネスコの理念に共感していたことは変わらなかった。
三日目は総会が行われた。全国青年連絡組織という、全国の青年部をまとめ、青年たちの活動をよりやり易くする為にはどうすれば良いか討論した。予定より2時間も延長した熱い議論となった。
今回の参加は非常に有意義であった。とりわけ、渋谷や杉並、さらに仙台ユネスコと交流出来たことは大きな一歩であると確信している。私は来年度の全国大会にもぜひ参加したい。
青年会員 入江 陸太朗
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