主催:目黒区教育委員会
主管:NPO法人目黒ユネスコ協会
会場:緑が丘文化会館
「古代技法で作るガラス工芸 パート2」
講師:由水 直樹氏 2月4日~3月17日(木)全5回
「古代技法で作るガラス工芸」を簡単に説明すると、まず、粘土で自分の作品の原型を作り、その原型を耐火石膏で型取りし、その石膏型にガラスの粒を詰め、電気炉で焼成して作るという方法。ルーツは紀元前15?16世紀のメソポタミアといわれ、その技法を近年、国内のガラス作家により改良を施され現代に伝えられている。今回も由水先生と助手の泉澤講師、米山講師の丁寧な指導で皆さん頑張り、素晴らしい作品(時計、皿)が出来た。講師お三方の作品と共に、今回の教室の作品は秋に行われるユネスコ美術展に展示させていただく予定。どうぞお楽しみに。
「水墨画初級~中級」
講師:林 裕紀子氏 2月5日~3月11日(金)全5回)
まず基本である竹、梅、蘭を習う。墨を磨りながら心を静め画紙に向かい筆を運ぶ。初心者の方の思うようにいかないところで林先生のアドバイス。そのうち隣同士の覗きあい。笑いが漏れる。授業も進み、3、4回目で南宋画の模写、5回目で静物の写生で終了。今回も折々に先生から水墨画の歴史や文化のお話と、絵を描くうえで大切なのは身近にある山川草木の対象をよく観察して描く事。これに尽きると教わる。短期間ではあったが皆さん和気あいあいとなり、この時を楽しんでいただけたようだ。
美術教室担当 望月 昇
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