2016年2月23日(火)12:00~ 田道ふれあい館・目黒雅叙園 参加46名
日本語教室終了後、フレンドシップメンバーとスタッフで、目黒雅叙園百段雛まつり見学に行った。
冬寒の中を徒歩での移動もあり、事故があっては、天候はとスタッフの心配は尽きなかったが、前夜の雨も上がり寒さも和らぐ中、めぐろ学校サポートセンターを出発した。田道ふれあい館で昼食。教室で練習した自己紹介でお互いの心も打ち解け、再び目黒川沿い遊歩道を、目黒雅叙園に向かった。
今年の展示は「みちのく雛紀行」のテーマで、東北の武家に伝わる逸品から庶民に愛された郷土玩具のお雛様まで、みちのく各地で花開いた雛飾りの数々が東京都指定有形文化財「百段階段」の各部屋に展示されていた。
その中に、東日本大震災の津波で大きな被害を受けた大槌町で、津波の跡から見つかったお雛様も展示されていた。どんなにか大切にされていた品だろうに...と思うと心が痛んだ。
百段階段の各部屋の見事な装飾に興味をもつ人、雛飾りに興味を持つ人、短い時間ながら日本文化に触れ楽しむことが出来た。
集合写真に溢れる参加者の笑顔をみると、旗を持ったり、グループを引率したスタッフ、昼食会場で準備をしたスタッフ、皆の努力が実を結んだ証と嬉しく思う。日本語を学ぶばかりでなく、こうして様々な国からのメンバーと交われる喜びを、一人でも多くの人に味わってもらいたいと思う。今回の見学会のために、チケットを提供してくださった"めぐろ観光まちづくり協会"にも御礼を申し上げたい。
日本語教育委員長 加藤 光子
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