2016年9月17日(土)17:30~19:00 歓迎交流会 目黒区総合庁舎1階食堂
2016年9月18日(日)10:50~11:20 目黒区民祭り(SUNまつり) 田道広場特設会場
東日本大震災から5年半、被災地の復興は漸進ではあるが、目黒区と目黒ユ協は一貫して継続的に気仙沼の復興支援を続けている。支援の一環として、気仙沼の小学校の伝統芸能チームを目黒区民祭りに招待している。今年で5回目になるこの企画、今回は馬籠囃子の馬籠小学校が来てくれた。4年生?6年生の子供達14人と校長先生、数人の保護者、保存会のメンバーなど総勢30名が、早朝に気仙沼をバスで出発、約8時間かけて目黒区役所に到着。休憩後、交流会となる。爲季副会長の司会で、青木区長や尾崎教育長、相良会長の挨拶、馬籠小学校多田校長のお礼の言葉に続き、用意された料理をつまみながらの歓談。ユネスコ青年部と共に楽しくクイズやゲームで打ち解け、その夜はホームステイ等で旅の疲れを癒す。
18日は台風の影響もあって雨が断続的に降る中、朝から田道ふれあい館で準備。雨が激しくならぬうちにと順番を少し早め、馬籠囃子の和太鼓演奏が始まる。両手にバチを持ち気迫のこもった顔つきの子供達、横笛の3人の保存会メンバー、ぴったり息の合った数曲が見事に演奏された。民謡を歌いながらの和太鼓だけでも充分に感動的だが、最後の曲は、親子の"虎舞"がくねくねと踊りながら演奏に合わせてところ狭しと闊歩する。ひょっとこのお面の方も一緒に虎たちの演舞も素晴らしい。驚いたことに子虎を演じていたのは小さな二人の子供達であった。伝統の郷土芸能を守り伝えるため、幼稚園の頃から練習しているという。
今回このためにご寄附いただいた方々に改めてお礼を申し上げ、招待に尽力された宮下副会長はじめ関係者皆様に感謝の念を捧げたい。
理事 山田 峰子
以下、気仙沼市立馬籠小学校 多田 陽校長先生から。
馬籠小の多田です。この度は、目黒区民まつり参加に際し、たいへんお世話になりました。到着前、歓迎会、当日と様々な面でご配慮を頂きましたこと感謝を申し上げます。お陰様で子供たちを含め私たち大人も、貴重な経験をすることができました。相良会長はじめ、目黒ユネスコ協会の皆様にもよろしくお伝えいただければと思います。また、大江戸原町太鼓の橿山様、ホストファミリーの皆様にも、たいへんお世話になりました。どうぞよろしくお伝え下さい。
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