主催:目黒区教育委員会 主管:目黒ユネスコ協会
2016年11月27日(日)13:00~15:00 緑が丘文化会館 参加:小学生・保護者20名
講師:納口恭明氏(Dr.ナダレンジャー)国立研究開発法人防災科学技術研究所主任研究員
宮下副会長の挨拶後、和傘上の落石に見立てたボールを転がしながら、異様な恰好の雪崩の研究科学者Dr.ナダレンジャーとナダレンコ女子が登場。子供達の目線は彼らに釘付けだ。
「5年前の大きな地震を覚えているかな?日本は沢山の災害があるね」とDr.。子供達は、「津波」「竜巻」と返答し、雪崩の模型を見て、凄まじい勢いで落ちる様子などを体験した。「ミニチュアではおもしろいおもちゃでも、大きくなると災害になるのです。災害がどういうものかを知り、自分自身を守りましょう」とDr.は前置きし、"エッキー"(液状化原理のわかるおもちゃ)の制作実験となる。砂とマップピンを入れ蓋をした満水のペットボトルをひっくり返し、砂の軟弱地盤模型を作る。次に地震に見立てボトルを叩くと、砂の中に沈んだピンが浮上して見えてくる。Dr.は「地震振動により液状化した地面から、マンホールが浮き上がる現象と同じです」と説明した。最後に、キャスタ―台上に天井高く積み上げたスチロールビルの下で、子供達は頭抱え、Dr.が大きな声で台を揺らす度に、キャーキャーと声をあげて壊れる様を体験し、授業は終わりとなった。
広報 篠田 啓子
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