3月16日、17名のFMは、太鼓の里"響和館"での和太鼓ワークショップに参加した。盆踊りやお祭りで和太鼓の心に響く音を聞いたことはあっても、日本人でも和太鼓を打ったことのある人は多くはないと思う。
FMの日本語での自己紹介からはじまった。和太鼓は全て天然の材料を使い手仕事で造られた伝統手工芸品であることや、"ばち"について、青年和太鼓演奏家 金刺敬大さんの日本語の説明に、一生懸命に耳を傾けるFMの目は真剣だった。続いて、太鼓を打つ為の準備運動をし、いよいよばちを持ち和太鼓打ちに挑戦した。始めは自信のないような音でしか打てなかったのに、暫くすると金刺先生の掛け声に合わせ9台の長胴太鼓からは仲間と心を合わせて打つ大きく心地よい音がスタジオに響き始めた。90分のワークショップはあっという間に終わってしまったが、FMには日本語教室では見られないような笑顔が溢れていた。終了後には、和太鼓演奏に興味を持ち"もつと勉強したい"と先生に尋ねるFMもいた。これからも、FMに日本文化を愉しんでもらいたいと思う。
日本語教室 加藤光子
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