主催:目黒区教育委員会 主管:NPO法人目黒ユネスコ協会
2017年9月2日(土)14:00~15:30 会場:鷹番住区センター
講師:東工大サイエンステクノ 参加:小学生・保護者 20名
夏休みを終え、日焼けした元気な子供達が会場に集まった。スクリーンには「偏光万華鏡をつくろう!」の文字が出迎えていた。
宮下副会長のユネスコの説明後、授業は東工大サイエンステクノのメンバーの指導で始められた。
室内を暗くしたり明るくしたりしながら、スポットやプリズムを使い、クイズ形式で光の三原色の実験が進められた。「赤、青、緑の色が混ざると何色になるかな?」と問うと、皆元気に「白」と答える。かなりの知識に驚いた。暗い教室内では、プリズムや、CDを貼り付けた扇風機から反射された光が、美しい虹色となりスクリーンに映し出された。次に偏光板で壁を作った箱に、ボールを通すとどうなるかの実験。難なくボールは壁を通り抜けた。偏光板により光の方向を変える事で、美しい色や絵、壁さえ見えてくる事を学んだ。
いよいよ万華鏡作りに入る。用意された材料を順番に組み立てて行く。鏡3枚で三角柱を作り、筒に入れる。一端にセロテープの貼られた小さい円の偏光板を、別の一回り大きな筒には大きい円の偏光板を取り付ける。小さい筒と合わせ、化粧の千代紙を貼ると出来上がり。それぞれ天井の電灯に向け筒を回しながら覗く。「キラキラしたマーメードの青い海が見える!」と思わず声を挙げた女の子もいた。皆得意げに万華鏡を持ち帰って行った。
広報 篠田 啓子
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