2017年10月14~15日(土~日) 山崎製パン総合クリエーションセンター 参加約400名

基調講演の講師 西村幸夫氏(ICOMOS元副会長)は、ユネスコからの米国脱退や、ユネスコ事務局長にオードレ・アズレ前仏文化相決定など、最近の世界情勢からお話しされた。続いて「平和をめざす世界遺産・未来遺産」と題して、世界遺産の破壊という行為についての考察を述べられた。
紛争地では、世界遺産(バーミヤン大仏立像・アレッポ遺跡他)を、争いのターゲットとして破壊している。平和な世界への挑戦であり非常に残念だ。政治や宗教を超え、人々の心を一つにまとめて、世界遺産を守ること、それはすなわち、平和を守ることと同意語であり、ユネスコでしかできない活動だ、と結んだ。会場の参加者もまた争いの続く世の中を深く憂い、講師へ温かい拍手で応えた。
分科会は5つのテーマに分かれての事例発表会だ。今回私が司会を担当した、第4分科会は未来遺産(雑司ヶ谷/としまユ協)や、世界遺産(富岡製糸場/富岡ユ協)に認定された協会の奮闘記だった。官民一体となっての誘致活動から始まり、駅からのインフラ整備、街づくり、ポスターやマップ製作、地域のボランティアとの協働に、ユネスコ会員として深い誇りと愛情を持って、活動しているとの力強い発表だった。
2日目は日ユ協連主催の実務担当者セミナー「パワーアップ・ワークショップ」に参加した。
次年度は茨城県水戸市(9/8-9)開催予定。目黒の地とはまた違った多くの活動や心に残る学びがある。来年はさらに大勢の方のご参加を期待したい。
   
事務局長 斉藤真澄


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