2020年のオリンピック・パラリンピックに向け、目黒区教育委員会も小・中学校にオリパラ教育の推進を薦めており、各校は独自の教育活動に取り組んでいる。

 「ユネスコ・スクール」に登録している五本木小学校では、目黒ユ協の日本語教室に通う外国の方々との交流を通して、児童が気軽に話しかけ、おもてなしをする心を育てたいと考え、本協会に依頼があった。イベント的な集いではなく、双方とも、事前の準備に時間をかけることなく、給食を食べながら、自然体で接しつつ記憶に残るひと時を過ごさせたいとの意向であった。
 教室にやってきた外国の方が、室内を見回している姿を見て、「何か気になることはありますか?」と笑顔で語りかけていた2年生の児童。また、「一緒にお掃除しましょう?」と箒を手渡していた3年生の児童。子ども達の瞳は輝いていた。
 昨年9月から毎月1回、延べ36名の外国の方々が参加し、戸惑いながらも子ども達と明るく触れ合ってくださった。お世話になりました。 

理事 久富 美智子 (五本木小学校評議員)


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