写真:16軒目の寺子屋 開所式と銘板(アフガニスタン ミルバチャコット郡)
毎年、年賀状交換が行なわれる新年にあわせ日本ユネスコ協会連盟が行なっている“世界寺子屋運動 書きそんじハガキ回収キャンペーン”。今年も、目黒区・目黒区教育委員会・MIFAの後援を頂き目黒ユネスコ協会も実施した。
目黒区内の小中学校や個人、遠くは滋賀県伊賀市の中学校から、今年度は7,638枚のハガキが集まった。ハガキは郵便局で切手と交換し、日本ユネスコ協会連盟をとおして開発途上国の寺子屋建設に充てられる。
本年1月、アフガニスタンのカブール北部ミルバチャコット郡に16軒目の寺子屋が完成した。今後は、識字クラス・職業訓練・寺子屋運営委員の研修等に活用される。現地寺子屋の銘板には協力団体として目黒ユネスコ協会の名も記されている。これは皆様から頂いた暖かいお気持ちがアフガニスタンの地に届いていることの証であり、目黒ユネスコ協会支援事業を続ける上での励みともなる。
世界には読み書きができない人が6人に1人はいると言われている。そんな人々の学びの場建設は、大きな夢と新しい希望を生み出すことであろう。
世界にはまだまだ様々な問題を背負っている人々がいることを知り、私達が出来る支援をすることは、目黒ユネスコ協会の大切な活動のひとつだと思う。これからも皆様のお力添えをいただき進めていきたいと思っている。
書きそんじハガキ提供に御協力いただいた皆様に感謝すると共に、寒い中をハガキ回収や集計を手伝ってくださった会員ボランティアの皆様に御礼申し上げます。
御協力有難うございました。
支援委員会 加藤 光子
学校関係 2,634枚
区施設/団体 3,223枚
一般/ユネスコ会員 1,781枚
合計 7,638枚
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