4月11日待ちに待ったモンテレッジオ村から6名の訪問客がありました。五本木小学校の教室に入った途端、五本木小の子供たちから「チャオ」と挨拶があり、みなさん大喜び。陽気な人たちが多く、子供たちもあっけにとられ、五本木小学校は特別な空気に包まれました。 この交流の話はエッセイストの内田洋子さん(イタリア在住)からのお話で実現しました。彼女がイタリアの小さな村の小学校を訪問した時、校長先生から「子供たちは、山の外の世界が現実でないです。」とポツリと言ったことから日本の小学校と絵文通でもということから始まりました。 静かに眠っていた山が目覚めたように、子供たちは教師と一緒に先祖や村の歴史を調べ、村に生まれたことが、誇りになりました、と教師から報告を受けました。そして来日が実現しました。 これから、五本木小学校との交流がどのように続いていくのかが、とても楽しみです。これこそ、次世代のユネスコ活動です。
副会長 宮下 晶子
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