2018年9月2日(日)14:00~16:00 目黒本町社会教育会館
主催:目黒区教育委員会 主管:NPO法人目黒ユネスコ協会
講師:東京工業大学サイエンステクノ 参加:20名
様々な「からくり」がスクリーンにうつしだされ、まず子供たちの興味をひいた。2000年前のローマ時代の聖水販売器から日本の平安時代の水時計、現在のTOSHIBAの前身創業者からくり儀右衛門こと田中久重の作った万年時計、そして弓引き人形、文字書き人形と続いた。また、実際に目の前に茶運び人形のレプリカが登場し、足さばきも見事に動きまわり、子供たちの目は輝いた。
これらは電池やモーターなどを使うのではなく、自ら動いているのである。
その仕組みはどういうものなのか?
まっすぐな動きを回る動きにかえる「クランク機構」と回る動きをまっすぐな動きにかえる「カム機構」を組み合わせて、「からくりメリーゴーランド」ができる。
そして、この教室では、その仕組みを子供たちに考えさせ、グループごとに発表させた。その時間はかなり長くとられていて、子供たちにすぐに答えを教えるのではなく、自分たちで考え、互いに話し合うことに重きを置いていた。発表する子供の発言に耳を傾け、補いながら、答えを導きだそうとするやり方に感心した。
最後に子供たちはメリーゴーランドを完成させ、ニコニコ顔で帰っていった。
広報 江藤 甚一郎
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