2018年11月11日(日)14:00~16:00 五本木小学校
主催:目黒区教育委員会 主管:NPO法人目黒ユネスコ協会
講師:東京工業大学生命理工学院バイオ創造設計室学生
参加:20名
理科室のドアを開けると講師達は準備に忙しく、子供達も白衣を提供され、研究室さながらの様だった。スクリーンに授業の流れが映し出され、2個のシャーレと歯ブラシが個々に渡されていた。宮下副会長のユネスコの紹介後、女子学生の指導のもと授業が始まった。
①葉脈標本をつくろう:重曹で煮られたナンテンの葉が配られ、歯ブラシで叩くと葉脈だけになる。酢と食紅の入ったシャーレ内で染め、台紙と共にラミネート加工をして出来あがる。色を混ぜてはエメラルドグリーンや紫色に染め感嘆している子もいてとても楽しそう。
②バイオって何だろう?:バイオとは生き物のこと。動、植物から蛋白質など小さな物までの性質を勉強し、それを利用したバイオテクノロジーの研究等先生方の活動状況が紹介された。かなり高度な授業ではあったが、イラストや身近な例で小学生の心をつかんでいた。
③グループではなしあってみよう:グループ内もその頃にはすっかり打ち解け、出来上がったしおりを見て、「あみだくじの柄だ」とか「ネットみたいだけど穴の大きさにむらがある」とか観察コメントをしていた。
④復習しよう:植物の分類、葉脈の種類や働きを学び、小学1~3年生にも拘らず、専門用語の漢字が読め、復習プリントもきちんと作成していた。
実験はわかりやすかったが中身の濃い授業で、将来、子供達の脳裏にこの日の経験が役立つことを期待したい。
広報 篠田 啓子
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