登録の来訪神(8県10の行事)
男鹿のナマハゲ・吉浜のスネカ・米川の水かぶり・遊佐の小正月行事・能登のアマメハギ・見島のカセドリ・甑島のトシドン・薩摩硫黄島のメンドン・悪石島のボゼ・宮古島のパーントゥ

2018年11月インド洋モーリシャス共和国で行われた、UNESCO無形遺産委員会で、秋田県「男鹿のナマハゲ」をはじめ、岩手県「吉浜のスネカ」、沖縄県「宮古島のパーントゥ」など、東北から沖縄まで8県10行事の伝統行事がユネスコ無形文化遺産として登録された。
いずれも仮面・仮装した異形の人たちが家や集落をお訪れ、怠け者をいましめたり人々に幸福をもたらしたりする伝統行事だ。今回のこれらに、2009年に登録した、よく似ている鹿児島県薩摩川内市「甑島(こしきじま)のトシドン」を加える形で「来訪神」としてまとめて登録した。
「訪れ神」の様な新年前後の祭りや行事は、日本ばかりでなく中国・ベトナム・ロシア・ヨーロッパなどの各地にもある。

広報 江藤甚一郎


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