目黒ユネスコ協会 会長 相良 憲昭
新年を迎えて、皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。
昨年もまた、目黒ユネスコ協会の諸活動に際して、様々なご支援やご指導を賜りました。この場を借りて、心からのお礼を申し上げます。
今年は、平成最後の年となることが決まっています。30年前の平成元年には、2月に昭和天皇のご大喪の礼が行われました。そのころ私は、ユネスコ関連の仕事でスリランカに出張しており、宿泊していたホテルの前庭に、半旗となった日の丸が掲揚されていたことを鮮やかに思い出します。
平成の次の元号はいまだ不明ですが、新たな年々が60年を超した昭和や、30年以上続いた平成に匹敵する長さとなり、すべての国民が平和で安定した社会のなかで繁栄を享受することができるよう、切に祈りたく思います。
私事で恐縮ですが、ユネスコに関わってから半世紀以上が経過して今日に至りました。文部(科学)省のユネスコ担当部局での勤務、パリのユネスコ本部やバンコックのユネスコ地域事務所における勤務、東京・青山の国連大学への出向、ユネスコ・アジア太平洋地域国際理解教育センター(ソウル)理事、さらには日本ユネスコ協会連盟や目黒ユネスコ協会でのボランティア活動等々、挙げればきりがないほど様々な形でユネスコに関わってきました。その間にお世話になった方々や親しくさせていただいた方々の数も、文字どおり枚挙にいとまがありません。
1月から、書きそんじハガキ回収や、冬期日本語教室、理数教室③、文化講座③、美術教室①②、こども祭り、交流ひろばなど、区教育委員会支援の下、活発な事業が始まります。このようなユネスコらしい希望や思いやりの心を育てる活動を次の世代へつなげてゆくために、皆さまのご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
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