2019年2月17日(日)11:30~16:00めぐろパーシモンホール小ホール
Montereggio e la Scuola Primaria “Livio Galanti” di Arpiola, domenica 17 febbraio, protagonisti a Tokyo |
第4回目になる「ユネスコこどもまつり」が、パーシモン小ホールで開かれました。
今年はジョルジョ・スタラーチェ駐日イタリア大使と令夫人を特別にご招待しての開催となりました。イタリアトスカーナの小さな山村モンテレッジォに関わる書籍『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』(内田洋子 方丈社)の出版がご縁で、モンテレッジォの小学校と五本木小学校が交流。それがきっかけとなってモンテレッジォの子供たちが作った本がイタリアで最も著名な賞を受賞したために、イタリア大使が目黒ユネスコの子どもたちに感謝したいと言われ、参加されたのでした。大使は「私は子どもが大好き。イタリアを代表してこの場にいることを光栄に思います。
このお祭りはお互いの国を知ることができる素晴らしく建設的な機会です。皆さまに心から感謝申し上げたい」と挨拶されました。しかも驚いたことに、今回のこどもまつりの様子が2月22日イタリアの新聞に大きく掲載され、イタリア大使館は引き続き目黒ユネスコと交流を深めてゆきたいといわれています。
毎回運営の中心になる青年たちは受験や卒業などで入れ替わります。昨年高校1年生だった子達が今年の中心になり、準備を進め、当日の司会進行も全て青年達が務め、こども達の、こども達による、こども達のためのおまつりとして、充実した内容で無事終えることができました。目黒ユネスコ協会会長、日本ユネスコ協会連盟理事長、目黒区長、教育長、そしてイタリア大使、セネガル一等書記官のご挨拶の後、青年達の開会の言葉で幕を開け、ネパール、中国、トーゴ、日本舞踊や青年達による活動報告など盛りだくさんの内容で、最後は出演者お客さんを含め大きなダンスの輪になり熱気に包まれ終幕となりました。
また来年、今年の子達から次の子達に引き継がれ、子どもから大人まで外国の方との交流の場としてさらに発展することを願ってやみません。
芸術文化委員会 鈴木 純夫
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