主催:目黒区教育委員会
主管:NPO法人目黒ユネスコ協会
緑が丘文化会館 14:00~16:00 全5回
① 1200年伝統、日本刺繍絽刺しを学ぶ
講師:黒川朋子氏
絽刺し作家
2/14~3/14(木)
絽刺しについては、ユネスコ美術展で拝見していたが、今回、望月さんに誘われて男二人、初めて絽刺しに挑戦してみた。計5回の教室ではお互い拡大鏡メガネをかけながら慣れない針を手にさし「あっ」と冷や汗、位置を間違え「あっ」と声を出し、悪戦苦闘の連続であった。毎回宿題で持ち帰り、何とか鏡ケース、ブローチ、根付け(ストラップ)を完成。
未熟ではあったが、できた作品の文様を見て、日本伝統刺繍の芸術性のすばらしさを再発見。改めて1200年の伝統文化の継承と現代に活かすことに力を注ぐ、黒川先生に頭が下がる。感謝。
会員 並木 勇
② 日本画の原点・中国工筆画を学ぼう
講師:林裕紀子氏
東洋美術学校講師
2/15~3/15(金)
日本画の原点といわれる、中国南宋時代からの工筆画「紅芙蓉図」を模写する。透明に近い薄絹(約30㎝四方)を木枠にテープで止め、薄墨で輪郭線を写す。そこに、中国絵具で彩色(分染)する。裏からも色(平塗)を塗り、奥行きのある作品に仕上げる。
毎回私たち受講生は驚くほど無口になり、絵筆に全神経を集中し、2時間はあっという間だった。絹に絵を描くという貴重な体験に全員が大満足で、終了後ももう一度挑戦したいという声が多かった。また講師の作品鑑賞もあり、その芸術性の高さに感銘を受けた。
理事 斉藤真澄
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