2019年8月6日(火)9:30~ 目黒区民センターホール 主催:目黒区

広島への原爆投下から74年。ここ目黒区での集いに参加した。「平和祈念標語」優秀作の表彰、「広島への平和の特派員」の報告を聞いて、いつもながらに平和教育に力を注いでいることに共感し、感心した。
現在、日本では実際に戦争を体験した人々は減少していく。けれど、世界に目をやれば、まだ多くの人々が戦争に苦しめられている。また、その悲惨さを忘れ、日本が戦争への道に進んでいかないという保証などどこにもない。
特派員たちが口々に言った「今の当たり前の生活の有難さ、平和がどれほど貴いものなのか、わかってきた」という言葉を聞いて、未来ある子供たちに、平和への願いを託す意図はしっかり伝わっていると感じた。
35度に達する暑い日だったが、駅までの帰り道、目黒川沿いの緑陰は涼しく、今ある平和を私もかみしめた。

広報 清水 敦子

目黒区では、平和都市宣言(昭和60年)を行い、悲惨な歴史とその教訓を次世代に伝える活動に取り組んでいる。小・中学生を対象に、平和の尊さについて考え学ぶ機会を提供するため、毎年8月5日から7日に「平和の特派員」として広島市へ派遣する事業もその一つだ。   
今年も目黒ユネスコ協会からの千羽鶴は、児童館、福祉工房、高齢者施設等利用者の物と一緒に、特派員の子供たちの手で平和記念公園の「原爆の子の像」へ、平和への祈りを込めて供えられた。

広報 斉藤 真澄


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