2019年10月4日(金)19:00~21:00 緑が丘文化会館 参加者 65名
主催:目黒区教育委員会  主管:NPO法人目黒ユネスコ協会
講師:鎌田 實 氏 (NPO法人 JIM-NET 代表  諏訪中央病院名誉院長)

今回は、医師としても、作家としても大活躍されている鎌田 實氏を講師にお迎えした。「本日は、4回目の講演です」とのことでしたが、お疲れの様子も見せず、参加者に視線を向け、気さくな語り口調で、あっという間の2時間だった。
始まりは、女優の樹木希林さんの生き方の紹介で、①起きてしまったこと(がんになっこと)も前向き捉える。②失敗を大事にする(忘れ物をしてもその場で機転を利かす)。③自己決定をする(人生の最期まで生きたいように生きる)。 これらを鎌田氏は、自身の自己決定にあてはめて、健康づくり運動で長野県を日本一にした。しかし、やがて人は死をむかえる。一度しかない人生だからこそ「がんばらない」の本を出版し、地域包括ケア研究所を設立した。また、海外への医療支援や国内の被災地支援に尽力しているが、その源は、18歳の時、養父から「自己責任で自由に生きること」を認められたからだという。
 次に、はじめて手掛けた紙芝居「かまた先生のアリとキリギリス」の話をされた。アリの勤勉性を称えキリギリスの享楽性を断罪するイソップの童話を、アリが蓄えた食料とキリギリスの音楽で共に冬を乗り切る物語にした。キリギリスは夢を叶えるため南の国に飛び立っていく。困っている人がいたら手を差し伸べることを子供に教えたいと述べていた。
 更に支援活動の話題となり、パレスチナ人とイスラエル人が一歩ずつ友好的になった事例が語られた。皆が1%の力を誰かのために提供すると、やがて、個人も社会も幸福になると力説された。
 そして、鎌田氏が推奨する健康法の「スクワット」「かかと落とし」を参加者全員で身体を動かすことになった。日本中の講演会場はもとより、支援先のイラクでも紹介し、実演しているという。スクワットでは、太ももが鍛えられ、かかと落としでは、骨が強化され、認知症、脳卒中、がん、糖尿病、脂肪肝などの予防になるとのことで、鎌田医師も毎日実践され、その効果を実証されている。
 目黒ユ協では、毎年、クリスマスの頃、JIM-NETのチョコ募金に協力している。イラクの子供達がカンの蓋に描いた絵も魅力的だ。皆さん!今年も支援に協力致しましょう。 

理事 久富 美智子


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