2019年度 関東ブロック・ユネスコ活動研究大会in埼玉
Peace for Tomorrow (ひろげよう平和の心)
―平和な社会を目指し、共に学び・共に語ろう―
2019年10月5日(土)・6日(日) 会場:蓮田市総合文化会館 参加者:約260名
1日目は、蓮田市立蓮田中学校吹奏楽部のさわやかな演奏で幕をあけた。開会式のセレモニーに続き、「地球規模における環境変化―南極からの警鐘―」と題して、極地研に携わる4人の研究者によるパネルディスカッションが行われた。
進行役の福地光男氏は、「日本から遠く離れた南極で起きている変化の中で、生き物にどんな変化が起きているか、共に考え、学ぶ機会にしたい」と提言された。オーストラリアのグラハム・ホージー博士とハービー・マーチャント博士は、共に南極海のプランクトンの研究をしている。ペンギン、アザラシ等の餌となる動物プランクトンは、海水温の上昇で数が激減し、その影響は大きいと語った。また、伊村智博士は、南極陸上系を調査して、温暖化の進行と紫外線照射量の増大で、コケ等の陸上植物の生態系が変化していると述べていた。
午後は、4分科会(世界寺子屋運動・ユネスコスクール・ユネスコ活動の活性化・世界遺産、未来遺産)に分かれ、提案者の発表と活発な意見交換が行われた。
2日目は、日ユ協連セミナーで、各ユ協・クラブの運営強化について情報交換を行った。
目黒ユ協からは、3名が参加した。次年度は多くの会員の参加を期待したい。
理事 久富 美智子
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