NPO法人目黒ユネスコ協会 会長 宮下 晶子
目黒ユネスコ会員の皆さま、新型コロナウイルス感染はまだまだ終息しませんが、お元気でお過ごしでしょうか?
今年は残念ながら皆さんが楽しみにしていた区民まつりも中止となりましたが、来年度はきっと実現できると思います。いや、必ず実現しましょう。
さて百年に一度の感染症の危機の中、私たちは何をするべきか、何が出来るのかを考えました。そして苦渋の選択をしながらも、秋季の事業は少しずつですが動き始めました。
そしてこうした状況に負けるものかと、ユネスコの青年たちが新しい試みに挑戦してくれました。YouTubeチャンネルを開設したのです。
その中身は、音楽でした。第一弾の舞台は目黒区役所エントランスホール。色々なジャンルの演奏者が進んで参加してくださり、無観客でライブを配信しました。収録は6月末の日曜日でしたが、青木目黒区長、関根教育長、目黒区関係の方々がお忙しい中をわざわざ青年達の新しい試みを見に来てくださったことには、参加者一同驚き感謝いたしました。
YouTubeの登録者数がたちまち1000名を超えたことは驚きでしたが、若い世代が生き生きと活動してくれる姿を見て、心から嬉しく思いました。青年たちは8月には、目黒パーシモンホールを舞台として第二弾に挑戦。これも大成功でした。そのほか語学教室もZoomという手段を使い、新たな試みに挑戦しています。
今年は否応なく世の中の人々の生活様式が変化しました。在宅勤務も増え、大学生も学校に行けず、Zoom等のリモート授業。当然ユネスコの会議もリモートになりました。確かに不便ではありますが、これを逆手にとってYouTubeチャンネルを立ち上げるなど青年たちも新しい試みに挑戦できました。コロナ禍はまだまだ続くかもしれませんが、皆さまの協力のもと、とにかく出来ることから活動してゆきたいと思っております。
[投稿日:]