★会員紹介★  副会長 小村 惠子

東日本大震災支援事業/気仙沼伝統芸能
チーム招待。目黒区民まつりで演舞披露。
前列右:青年会員(長男)と小村惠子さん

私と目黒ユネスコ協会との最初の出会いは、大学生の頃、会員であった父親からチャリティーコンサートへ誘われ、目黒公会堂でオユンナさんの歌声を聞き、感動した事です。
コンサートがボランティアの方々の協力で運営されていると知り、すごい!と思った事を今でも覚えています。
その後、結婚や出産を経て、夫の転勤に伴い仙台で子育てをしている時、東日本大震災に遭遇しました。
私の住んでいた地域は、電気ガス水道が止まり、壁に亀裂が入る建物が数多く残る状況でしたが、知人の中には津波の被害で家を流された方や親族を亡くされた方もいました。
普段、当たり前に過ごしている日常は当たり前ではなく、家族と顔をあわせる事や衣食住の不自由なく過ごしている事の有り難さを痛切に感じる出来事でした。
震災後、転勤で再び東京へ戻ってきた時、東京にいても、何か支援出来る事があればと思い、目黒ユネスコ協会へ入会しました。
最初はチャリティーコンサートのお手伝いをさせて頂いたのですが、コンサート当日だけではなく、当日までに様々な業務がある事を知り、今まで携わって下さった方々に頭が下がる思いでした。
学生時代に感動したチャリティーコンサートを手伝う事が出来て嬉しかったですし、活動が続いているという事を本当に素晴らしいと思いました。
現在、私は支援委員会で東日本大震災復興支援や世界寺子屋運動のための書き損じハガキ回収キャンペーン等の活動を行っています。
震災当時小学5年生だった息子も青年会員として入会し、熊本地震の募金活動に参加させて頂きました。
ここ数年、日本各地で災害が起きており、避難する方々の事を思うと他人事ではありません。東日本大震災から来年で10年が経ちますが、決して忘れてはならないという思いが心の中にあります。
今後も、微力ながら少しでも皆様の役に立てる様、また、活動をサポートしてくださる諸先輩方に感謝しながら、活動を続けていきたいと思っております。


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