2020年11月15日(日)14:00~16:00 目黒本町社会教育館
主催:目黒区教育委員会 主管:NPO法人目黒ユネスコ協会
参加:小・中学生 20名 保護者:5名
講師:東京地下鉄株式海社企業価値創造部 プログラボ目黒
昨年に引き続き、プログラボ目黒から岡室長やスタッフの皆さんを講師としてお招きし、ロボットプログラミングに挑戦した。新型コロナウイルス感染防止のため、受付では付き添いの保護者も含め全員に手指のアルコール消毒と検温、マスクの着用に協力してもらい、また座席も、十分に間隔をとるよう配慮した。
あらかじめ入力されたプログラムによって動く「自律型ロボット」についての説明のあと、一人につき1セットずつ用意されたレゴ社製の部品を使って、iPadに示される組み立て図を元に、「火星探査機」を組み立てていく。似たようなブロックの中から使う部品を正しく選んだり、部品同士を正しく組み合わせるのは、おもしろいが、注意力も必要な作業だと感じた。私も、欠席者の分を使わせていただき参加したが、途中、講師から「ここ、付ける位置が違っていますね?」とご指摘を受けてしまった。一方、子どもたちは、助言を受けながら、15分ほどで組み立てることが出来ていた。「火星探査機」は、2つのモーターを備えており、これをiPadに入力したプログラムで制御することで、進んだり、曲がったりすることができる。
画面のモーターを動かす指令のブロックに、回転の向きや強さ、回転数などの数値を入力する。1つのブロックが1つの指示を表し、このブロックをつなげていくことで、探査機は「きまった距離を進む」→「右に曲がる」など指示された動きをする。
床に置かれたボードには、地球、火星、土星が描かれ、ミッションは探査機を、地球から出発させて火星に到着させることである。初めのうちは行きすぎたり、障害物にぶつかったりしてうまくいかないが、数値やブロックの並べ方を工夫し、何回も試行錯誤しながら、子供たちはミッション達成に近づいていった。火星に到着させることができた子供は、続いて土星到着へのチャレンジを行った。
子どもたちは、楽しみながらプログラミングのおもしろさに浸ることができたようだ。さらに深く広くプログラミングの世界を探究していくことを期待したい。
会員 岩佐 富雄
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